連続エッセイ 占い師・中園ミホさんからのメッセージ⑥「あなたの運気をぐっと引き上げてくれる“運命の人” は本当にいます。しかも何人も」

中園ミホ 占い

運命というのは人との出会いによってどんどん切り開いていくものだとわたしは思っています。なぜなら、「運は、人が運んで来てくれるもの」だからです。

四柱推命では、年・月・日・時刻の四つの柱で運命を見ます。その原理からすれば、同じ時間に同じ病院で生まれる双子は、同じ人生を歩むことになりますが、実際は違いますよね。
人の運命は、占いよりもはるかにドラマチックで、人生の数だけ違う運命があります。子どもの頃から占いが大好きで、占い師の視点で世間を眺めてきた私はつくづくそう思います。

同じ星を持って生まれてきても、そのときに出会う人によって好運をもらったり、 たとえ傷つけられても逆に強くなる力を与えてもらったりと、人との出会いや別れ、運をつかむタイミングで、その人にしかたどり着けない人生があるのです。
占いを嫌う人の多くが「自分の運命を知るのが怖いから」と言いますが、運命は定められたものではなく、自分の力と行動、その時々に出会う人によって、どんどん切り開いていくことができるのです。

ただ、もともと強い運の人、弱い運の人というのは確かにいます。四柱推命で占うと、生年月日からそういう数字が出てくるのですが、みなさんが思っていることとはちょっと違うかもしれません。

私が思う強い運の人とは、生まれつきツイているとか、運が良い人ということではなくて、「どんな困難も乗り越えられる人」ということです。大きな成功を収めるかもしれないけれど、大失敗することもある。振り幅が大きくうねり、波瀾万丈の激しい運勢の人。そういう人は強い運気で多くの人に影響を与えるし、人を動かします。
政治家はほとんどがそのタイプです。芸能界や音楽業界で活躍している人たちもそうです。ものすごく売れたかと思うと、急に売れなくなったり、大変な目にあったり。とにかくアップダウンが激しい運気の持ち主なのです。

一方、弱い運の人を見ると、皆、穏やかな人生を送っています。人生の上下の振り幅が少ないから、激しく傷つくこともなくて、それはそれで幸せそうなのです。 ただ、運の弱い人というのは人の運気に左右されやすいので、そばに運の強い人がいて、その人が悪い時期に入ってしまうと一緒に落ち込みやすいし、またその人が良い時期に入ると共に良くなっていきます。「他人の運気の影響を受けやすいのが弱い運の人」と、私は解釈しています。

このように運の強い、弱いに関わらず、人はみな運気を影響し合っているのです。 恋愛でも仕事でも、あなたの運気をぐっと上げる “運命の人” は本当にいますし(それも一人じゃないと私は思っています)、悪い運気も人との出会い次第でオセロみたいにガラッと全部ひっくり返ることがあるのです。
大事なのは、自分の運だけに限定して考えないことです。運気を上げたいと思ったら自分の運に加えて、他の人の運をどこまで取り込めるか。自分から運気を取りに行って、自分にない良いものは他の人から借りればいいのです。

私自身は、今楽しそうにしている人、仕事やフライベートが順調そうな人のそばに行くことにしています。するとその人から良い運気が流れ込んで来ます。おこぼれにあずかれるというわけです。
会社、サークル、友人でも「あれ、この人、今きてるな」という人がいると思います。そういう、うまくいっている人を妬まないですうっと寄っていき、そばで運気を浴びるのです。そうしているうちに「ああ、この人はこういうリアクションをするんだ」とか「口癖はこうなんだ」とか、うまくいっている人の行動や考え方に気づくこともたくさんあると思います。

直接の知り合いでなくても構いません。憧れのアーティストのコンサートや講演会に行くのでもいいし、好きな人が作った映画を見たり、書いた本を読んだりしてもいいと思います。良い気が流れている場所やものに触れることでずいぶん、運気の流れは変わってくると思います。

逆に運がどんより澱んでくると外出も億劫になるし、食事や飲み会に誘われても行きたくなかったりしますが、そんなときこそ引きこもらないでください。一人でじっと悩んでしまうのがいちばんダメです。運気が停滞してしまいます。散歩だけでもいいから、とにかく外に出ましょう。近所のコンビニに買い物に行って、店員さんと言葉を交わすだけでも、運気の流れは変わっていくものです。

くり返しますが、良い運気はシャワーのように浴びましょう。すぐに運気が上がらなくても、楽しい気持ちにはなれるはずです。

★私の占いは、中国から伝わった四柱推命と気学をベースに開発した独自の数気学です。著書『占いで強運をつかむ』(マガジンハウス刊)では、あなたの12年間の運気の波が調べられますので、ご活用ください。

連続エッセイ ① :脚本家・中園ミホさんが占い師活動を本格スタート。「占いは人生を輝かせるツールです」
連続エッセイ ② :“占い師”中園ミホさんからのメッセージ「運には賞味期限があるのです」
連続エッセイ ③ :占い師・中園ミホさんからのメッセージ「占いは信じた方が得。最強の味方になるツールです」
連続エッセイ④ :占い師・中園ミホさんからのメッセージ 「誰にも訪れる運気が停滞する2年間『空亡期』は、幸福の準備期間です」
連続エッセイ⑤:占い師・中園ミホさんからのメッセージ 「空亡期に逃げずに取り組んだことへのご褒美は、必ずいただけます」

キーワード