連続エッセイ② “占い師”中園ミホさんからのメッセージ「運には賞味期限があるのです」

中園ミホ 占い
まるで神様にひいきされているような強運な人、逆にツキに見放されてしまったような不運な人。どちらもあなたのまわりにいませんか?

占い師の私からみたら、特別に運がいい人も悪い人もいなくて、実はただ単に運気がアップしたりダウンしたりするだけのことなのです。もっと言えば、運の種類や分量はどなたもほぼ同じ。こんなことを明かすと驚かれるかもしれませんね。では何が違うのかというと、運をピークでつかまえられるかどうか。その差が運のいい人、運の悪い人の分かれ道なのです。

これは私の持論ですが「運には賞味期限がある」ということです。とっておきのキャビアだって、お気に入りのショコラだって、冷蔵庫の奥にしまっておいたらいつの間にか干からびてしまいます。それは運気だって同じこと。本当に美味しくいただける期間はもっと短くて、シャンパンの泡みたいにはかないものかもしれません。

運は「生もの」だからそう長くはとっておけない。だからこそ運気の波、バイオリズムをあらかじめ知っておいて、ここだと思ったらぐずぐずしないことがとても大切なのです。上級者のサーファーが天気図を読み、潮の流れや風の向きを感じながら波を待つように、人生の波を乗りこなせるのが強運な人たちなのです。そしてサーファーが風向きや波のコンディションを予測するように、運気の波を乗りこなす天気図があるとすれば、それが占いではないでしょうか。

なかにはものすごく強運な星並びを持つ人もいますが、たいていの「運がいいな」「ツイてるな」「人生がうまくいっているな」という人たちは、自分の運の上下を 直感的につかまえられる人なのです。

20代で師匠の今村宇太子先生のところにいた時は、政治家や企業のトップなど、人生の成功者と評される男性たちがたくさん来ました。そして良いことを言われたら、それに乗ってどんどん突進して仕事を拡げていました。占いをきっかけに目標に向かって集中し、必ず運のピークをつかみ取るのです。責任のある立場の方ほど、運気の波に乗るのがとてもうまかったし、ご自身の運気だけでなく、周りの人がもたらす運の影響も強く気にしていました。

またトップの方たちは、華やかに見えて実はとても孤独です。ちょっとでも気を緩めると足もとをすくわれたり、蹴落とされたり。転げ落ちる怖さや不安が常にあるのでしょう。「自分は運命の女神に愛されている、強運を持っている」ということを確認するために足を運んでいたのだと思います。そして納得し、自信を深めて帰って行く。そんな方をたくさん見ました。

私がその後占い師をやめて、脚本家に転身しようと決心したのも、実は占いがきっかけでした。ものを書く仕事への憧れは漠然とあったのですが、ここで覚悟を決めないとこのまま運気が落ちていく。落ちてしまったら、次に運が好転するまでに3年はかかる。だったら今しかない!というまさにその時期に、私は脚本家という新しい世界に飛び込んだのです。

今村先生のもとで占い師のアルバイトを始めた頃の中園さん

繰り返しになりますが、絶対的に悪い運勢という人はいません。

運というのは誰のところにもやって来ます。短い時間かもしれませんが、あなたのところにも必ず来ます。「運は使いすぎると減る」と言う人がいますが、それはウソ。その好運を逃さず、その波に思いっきり乗ればいいだけのことです。それができるかできないか。運がいいか悪いかは、ここが分かれ目なのです。

あなたが幸せになること、成功することに遠慮はいりません。占いとうまくつきあって、毎日をもっと面白く、ハッピーにしましょう。

さあ、あなただけの幸運をつかみに行くのはいまです。

★私の占いは、中国から伝わった四柱推命と気学をベースに開発した独自の数気学です。著書『占いで強運をつかむ』(マガジンハウス刊)では、あなたの12年間の運気の波が調べられますので、ご活用ください。

連続エッセイ ① :脚本家・中園ミホさんが占い師活動を本格スタート。「占いは人生を輝かせるツールです」

キーワード