連続エッセイ ① 脚本家・中園ミホさんが占い師活動を本格スタート。「占いは人生を輝かせるツールです」

中園ミホ 占い 

脚本家の中園ミホです。28歳でデビューして以来、たくさんの脚本を書かせていただきました。そして60歳になった今、占い師としての活動も始めました。

あなたは占いを信じますか?

私は、占いは信じたほうが得だと思います。というのも、私がこうして脚本家の仕事を続けられるのは占いのおかげなのです。これまでの人生のあらゆるシーンで占いを信じ、占いに教えられるままに行動してきたからです。

私と占いについて詳しくお話ししましょう。

脚本家デビューするまでは、実は占い師をやっていました。 師事したのは占いの大家、今村宇太子先生です。私が19歳のときに他界した母が今村先生とは親しい友だちだったので、よくわが家にも遊びにいらしていました。 まだ中学生だった私が先生に占っていただいたところ、誰も知らないはずの心の内までずばりと言われたのです。感激してすぐに「占いを教えて欲しい」とお願いしました。

「まだ幼すぎる」と最初は断られたのですが、少しずつ手ほどきを受けられるようになり、そこから必死で勉強しました。私が今も占いをするときに使うのは、この中学生の頃に先生の手帖から書き写したノートです。

高校、大学を卒業後は小さな広告代理店でOLをしていましたが、自分のふがいなさにあきれて1年3か月で自主退職しました。そのあと物書きを目指したものの、なかなかものにならず、24歳からは週3日ほど今村先生のアシスタントをしていました。お茶を淹れたり、占いのデータを調べたりするうちに、お金をいただいてお客さんを占うようになったのです。その後脚本家になってからの私は、主に自分のためだけに占いをしてきました。ドラマの出演者の運気を占ったり、スタッフとの相性をチェックすることもありました。脚本家デビューしたタイミングも、NHK朝の連続テレビ小説の執筆をやり遂げられたのも、大河ドラマが決まったのも、全部占いを知っていたおかげなのです。

中園ミホ 占い
人気脚本家として注目され始めた頃の中園さん

そして60歳になってこれまでの人生をふり返ると、どれだけ占いに導かれてきたのかが本当によくわかりました。これまでは自分のためにだけ、あるいはお友だちや仕事仲間に頼まれてこっそり占ってきただけでしたが、もっとたくさんの人たちに「占いを生かして幸せをつかむ秘訣をお伝えしたい」との思いがよぎるようになりました。年齢を重ね、たくさんの人に出逢い、様々な経験をした今だからこそ、もう一度占い師をやってみようと思えたのです。そしてなによりもみなさんにもっと幸せになってもらいたい、占いの素晴らしさを知ってもらいたくて、2019年夏からサイト「中園ミホ 解禁!女の絶対運命」も始めました。

占い好きな方は大勢いると思いますが、いまひとつ実生活に生かしきれていないな、というのが私の実感です。占いをフルに生かしてきた私には、そのもったいなさがよくわかるのです。そのことを是非みなさんにも知って欲しいと思います。

『やまとなでしこ』『ハケンの品格』『ドクターX 外科医・大門未知子』『花子とアン』『西郷 どん』など、視聴者のみなさんに愛される作品を書けたのも、わたしが占いを使いこなして人生のターニングポイントをうまく回ってきたからだと自負しています。

占いというツールを使いこなして、新しい人生の扉を開きましょう。

★私の占いは、中国から伝わった四柱推命と気学をベースに開発した独自の数気学です。著書『占いで強運をつかむ』(マガジンハウス刊)では、あなたの12年間の運気の波が調べられますので、ご活用ください。

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