『孤独のグルメ』登場店にハズレなし。「聖地巡礼」で再訪決定の店5選

「皿うどん」が皿にのっている

学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、クウネル・サロンプレミアムメンバー石黒美穂子さん。

最近はハマっているものといえば、season10が始まった『孤独のグルメ』。登場したお店を巡る「聖地巡礼」も、少しずつ進んでいるそうです。

ドラマ好きな私の今の楽しみはテレビ東京系列で放映中の『孤独のグルメ』season 10。雑貨商を営む井之頭五郎(松重豊)さんが仕事途中、出先の町でご飯を食べるいたってシンプルなストーリー。お店選びから始まり、どのメニューを選ぶか、どんな味なのかと解説する心の声(ナレーション)が視聴者の食欲をそそり、深夜飯テロドラマという新ジャンルを確立しました。

五郎さんは下戸という設定で店の人からアルコールを勧められると「私、飲めないので、、」「飲めそうなのに、、」のやりとりがお約束。

ファンの間ではロケ地を訪ねることを聖地巡礼と称して、ドラマに登場した店はどこも大盛況なんだとか。実は私もseason 1の頃より聖地巡礼しており、気に入った店はリピートすることも。そんな聖地巡礼を幾つかご紹介します。


\season 4登場/

『タンドールバル カマルプール』

season 4に登場した木場の『タンドールバル カマルプール』はランチに何度か訪れました。見せてもらった夜メニューも、魅惑的なラインナップだったので食いしん坊な女子の集いを開くことに。五郎さんが食べていた〈チーズクルチャ 〉〈ブナオイスター 〉 以外にも〈秋刀魚のタンドール焼き〉など……。スパイシーなだけではない奥深いインド料理は、シャンパンやワインとのマリアージュもバッチリ!まだ食べていないものもたくさんあるのでまた行こうと計画中。

インドピザ「チーズクルチャ」がが皿にのっている
インドピザ「チーズクルチャ」は熱々のチーズが滴り落ちてきてほっぺたが落ちそうな旨さ!
牡蠣の味を生かした「ブナオイスター」が皿にのっている
牡蠣の味を生かした「ブナオイスター」今まで食べたことのないタイプの味で新鮮でした。
「秋刀魚のタンドール焼き」が白いお皿にのっている
「秋刀魚のタンドール焼き」旬の秋刀魚がスパイスを纏って「カレーなる変身(五郎さん風ダジャレ)」
前菜のひよこ豆サラダはパクチーやトマトなどの野菜がのった料理が皿に大ボリュームでのっている
前菜のひよこ豆サラダはパクチーやトマトなど野菜たっぷりでヘルシーな一皿。
手書きのアルコールメニューが壁に貼ってある
ハーブ系のリキュールも揃っていて、カウンター上に貼られた手書きのアルコールメニューにそそられます。
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\season1登場/

『中国家庭料理 楊(ヤン)2号店』

辛いもの好きな私のお気に入りは、season 1登場の池袋西口『中国家庭料理 楊(ヤン)2号店』の汁なし担々麺。今では池袋ごはんの定番として近くに行った時は必ず立ち寄ります。

先日はひとりで聖地巡礼したのですがカウンターの隣の男性が食べていたものが大きくて真っ赤な唐辛子がゴロゴロしていて、思わず二度見してしまいました。何を食べているか?聞きたかったのですがタイミングを逃してしまいました。五郎さんなら店員さんに「あれは何ですか?」と聞いて注文していたかも?と思いながら、店を出ました。

汁なし担々麺が白い皿の上にのっている
しっかり混ぜて真っ赤になった麺〜食べると意外と辛さを感じないのが不思議。
汁なし担々麺が白い皿の上にのっている
運ばれてきた時はこんな感じで辛さを感じません。具材のピーナツの食感が良い塩梅で食感のアクセントになっています。
『中国家庭料理 楊(ヤン)2号店』のメニュー
お客さん全員が食べてるのでは?と思うほどのどのテーブルにも運ばれていく店の看板メニュー。
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\season 6登場/ 

『長崎飯店』

一人のランチタイムでも夜に友達とビールを飲みながら、ご飯を食べる時も使えるオールマイティーなseason 6の『長崎飯店』。開発されて高層ビル街に変わっていく渋谷の街の懐かしい風情漂う道玄坂途中の路地にあり、郷愁を誘います。名物皿うどんは具材たっぷりでお酢やソースで味変しながら食べるのが好きです。

「皿うどん」が皿にのっている
「皿うどん」の麺は長崎から直送されていて硬い(細麺揚げそば)・軟い(太麺)どちらか選びます。私は硬い細麺派。
餃子や豆腐のおつまみが皿にのっている
餃子のお供はもちろん生ビール〜ピータン豆腐などおつまみも充実。ロゴ入り箸袋やお皿の色が町中華感を感じます。
『長崎飯店』の電飾看板が目立つ外観
店の前の電飾看板が昭和レトロでタイムスリップしたような感覚。
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\season 4登場/

『青山シャンウェイ本店』

次回予告を見て、自分の好きな店の場合は内装や料理でわかるのでスケジュール調整して放映前にフライングして出かけることもあります。

神宮前のキラー通りにあったseason 4『青山シャンウェイ本店』(現在、代々木に移転営業中)はランチによく行っていました。どのメニューもボリュームたっぷりでランチには充実したサラダバーが付いていて近隣で働く人たちのオアシスでした。

気をつけていないと見逃してしまいそうな雑居ビルの二階にあったのですが、放映後は狭い階段に行列が出来るようになり、タイミングが良くないと入れなくない人気店に。ドラマ登場店の常連さんたちの嬉しくも切ない気持ちを感じました。

『青山シャンウェイ本店』の看板
『青山シャンウェイ本店』は現在、代々木駅・北参道駅徒歩3~5分の場所に移転して営業中。
『シャンウェイ フライドマスター店』の看板
『青山シャンウェイ本店』は移転しましたが近くにオープンした『シャンウェイ フライドマスター店』。テイクアウトもできる使い勝手の良いお店です。
蒸し鶏丼が皿の上にのっている
『シャンウェイ フライドマスター店』のオススメは骨まで食べられる「蒸し鶏丼」。
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\season 9登場/

『庄助』

season9登場の『庄助』は宇都宮の繁華街の喧騒から少し離れたところにある名居酒屋。ひとり巡礼だったのですが人気店なので予約して訪問。平日の冷たい雨の日にも関わらず店内は満席で熱気に溢れていました。

カウンターにはドラマで五郎さんが置いていった虎の張り子があり、撮影タイミングを見計らっていました。食事途中にお隣の席のご夫婦が写真を撮っていたので便乗して撮影。お隣さんも千葉からいらっしゃった聖地巡礼の方で孤独のグルメ話に花が咲きました。店内にはドラマに出てきたU字工事のような栃木弁の男性客もいらっしゃって井之頭五郎気分を満喫。

赤提灯がぶら下がっているお店のドアの前
味のある赤提灯が目印。居酒屋番組で太田和彦さんや吉田類さんも訪れています。
黒板にメニューが書かれている
黒板のメニューは全部食べたくなる魅力的なラインナップ。
衣かつぎとお新香が皿の上にのっている
衣かつぎとお新香で孤独の晩酌スタート。
「納豆信田」お揚げが皿の上にのっている
「納豆信田」お揚げの中に入った納豆とチーズの組み合わせが最高の酒のつまみ。
煮込みが入ったお皿
肌寒い夜の煮込みは身に沁みました。
孤独のグルメのドラマで使用された小物
聖地巡礼には嬉しいドラマ小物がカウンターに鎮座しています。
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孤独のグルメ』公式サイトには今までの五郎さんの足取りリサーチがあり、放映ごとに更新されています。放映直後のお店はかなり混雑するようですが好きな料理やエリアなどから検索できるのでドラマを見ていない方にも楽しめると思います。 是非、聖地巡礼してみて下さい。お気に入りの店が見つかるかもしれませんよ。

孤独のグルメのドラマで使用された小物

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この記事の
プレミアムメンバー

石黒美穂子

フォトグラファーとして女性誌、WEBなどで活躍。生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」(東急東横線・学芸大学駅)のディレクターも務める。
https://www.migolabo.com/
Instagram : @migolabo @ishiguromihoko

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