我が家にチビ尾専用の出入り口が貫通!気に入ってくれたようで何よりです。猫専用のルートが我が家にあるってなんだか素敵。どの部屋にいるのか探すのも楽しみの一つかも知れませね。このシリーズ最後はスタイリスト・寳田マリさんとチビ尾のお話になります。
シンプルで明るく風の通るリビング。気持ちよい空気に同調する3段の高い棚が目を引きます。「マンション猫にありがちな、上下運動の不足を解消しようと思って付けてもらいました。寝室では窓辺に板を付け、昼寝スペースを作ったり最近は、チビ尾が楽しくというテーマだけで小さな改装を重ねてます」と寳田さん。
数日前にはクローゼットとリビングの間の壁に、チビ尾専用の出入口が貫通。便利で楽しい新ルートです。「気に入ったようで安心しました。でももっと自由に遊べるように、リビングと寝室間のドアにも出入口をつけようと思ってます。部屋が狭くてもできるだけのびのびしてほしいので」「物は置かない派」とはいえ猫グッズも部屋に増えている様子で微笑ましく、母の愛は深まるばかり!
寝室のベッド下に潜る寸前? 手前リビングの一角には、寳田さんのお母さん画のチビ尾肖像等猫アイテム。
棚板はテーブルやチェアと合わせ北欧タッチの木材で。昼はあまり上がらないのに、本日は興が乗った模様。
アイランドキッチン上にチビ尾の食事場所を用意。もうちょっと遊んでから? 実は寳田さんの服は猫柄。
寝室のタンス上も散歩コース。お行儀と運動神経のよさからか、並べられている物は乱れたことがないそう。
リビングの一角にユニークな猫のアートや、釣り竿に紐を取り付けただけの遊び道具等が集められている。
祝・開通、猫出入口。透明扉も付けたけれど、本当に必要かモニター中。使い勝手は観察あるのみ。
「部屋を広く感じられるし猫も楽しめるかと」鏡を置く。オブジェも可愛い。チビ尾は爪とぎの横で無防備に。
寳田マリ/たからだまり
多くの俳優、歌手から信頼厚いスタイリスト。5年前保護猫を看取った後マンチカンの子猫チビ尾と出会い、夫と親子3人生活に。Instagram : @mari_takarada
『ku:nel』2021年7月号掲載
写真 吉澤健太/取材・文 原千香子
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