東京都内に拠点を置きながら、心揺さぶる感動的な美酒を求めて全国各地の酒造を訪ね歩き、吟味を重ねて厳選した逸品を展開する『はせがわ酒店』と、国の無形⽂化財である“輪島塗”の漆器の制作と販売を行う『千舟堂』。2008年に行われた「洞爺湖サミット」の歓迎晩餐会の盃と⽇本酒の提供によって出会った2社は、これまでさまざまな会でコラボレーションや酒器販売を行ってきました。

今回、能登半島地震によって壊滅的な被害を受けた輪島地区ですが、いくつかの輪島塗の漆器は被害を免れたそう。震災を生き抜いた『千舟堂』の輪島塗は、『はせがわ酒店』各店とオンラインストアにて販売されることになりました。

輪島から車を乗り継いで東京へたどり着いた器は58点。いずれも、100以上の工程を経て、ひとつひとつ職人によって手づくりされたもの。職人の技巧と、古くから引き継がれてきた伝統の美しさを感じる漆器です。

なお、売上金の一部は『輪島漆器商⼯業協同組合』に寄付される予定。『千舟堂」だけでなく、輪島塗全体の復興につながるプロジェクトとなっています。

この機会にぜひ、輪島塗の魅力にふれてみてはいかがでしょうか？

この度の能登半島地震にて被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復旧をお祈り致します。