訪日外国人に道を訊かれたら?!臆せず話すのが英会話上達のコツです!

〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーのKayoさんこと、重盛佳世さん。38歳で会社を辞め、直感に導かれるままイギリス留学を決めました。英語の本を多数、出版しているKayoさんに、「英語習得のコツ」を伺いました。

最近よくオーバーツーリズムという言葉を耳にしますが、観光地は訪日外国人でいっぱいです。私がコンシェルジュの仕事をしている渋谷でも多くの観光客がいて、場所によっては日本人よりも外国人のほうが多かったりします。

そんな中、海外ビジネスマンの滞在する施設で仕事をする私のところには、「どうやったら英語が上達するの?覚えられるの?」という相談がきます。前回の記事訪日外国人急増で話す機会もあるかも!?英会話上達のコツは楽しんで続けることは私の英語習得の苦労話をご紹介しましたが、今回はもっと身近なお話をさせて頂きます。

私は東京オリンピックを迎える前の年に、訪日外国人を迎えるための英会話本を出しました。ターゲットは40歳以上の英語初心者。オリンピックを前に、英語でコミュニケーションが取れるようになりたい!という英語が苦手な人たちの話も参考に、「こんなシチュエーションって、あるある!」とリアルなシーンを描きながら作ったのでした。

本書では会話が必要となる様々なシチュエーションを設定。

写真を頼まれたら快く撮ってあげたいですよね。

迷っている人がいたら、さりげなく声をかけてあげたい!

道案内の基本を学ぶと、いろんなところで役に立ちます。

あいさつの時にもう一言つけ足せれたら気持ちがいい!

本が出来上がると協力いただいた人たちに贈らせていただきました。皆、「これなら私にもできそう!」とやる気満々の感想をくれましたが、その後会った時には、「やっぱり、全部は覚えられない……」 と。

いやいや、私だって一気に全部を覚えることなんてできません!そう、私たち日本人は真面目なんです。『英語学習』イコール、中高生時代の『テストで良い点を取るための勉強』というイメージが身についていて、ひとつでも多くのフレーズを暗記しなくては!という気になってしまうのです。

でもこれはテストのための勉強はありません。協力してくれた人たちは私と同世代かそれ以上。覚えることが苦手なことは百も承知!そもそも本を丸暗記したからと言って、実際に話せるかどうかは別問題なんです。ですから、私はこんな覚え方を薦めています。

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●まず、自分が「これならできそう!」と、ちょっと興味の持てる英会話本を選ぶ。(人によって中身の好き嫌いがありますから!)

●そして最初は軽い気持ちで中身にざっと目を通し、「なるほど!」「こんなシーンってあるある!」と感じてもらう。(最初から1ページ1ページ丁寧に読んで理解する必要はありません。ここで多くの挫折者がでるのです。)

●次に自分が使ってみたい、または気になったフレーズを書き写す。たとえば、「どういたしまして」の“You’re welcome.”とか、「またね!」の“See you.”とか。(最初は1~2個ぐらいの簡単なフレーズでOK!)

●そしたらいよいよ実践です!Thank you.と言われた際に、勇気を出して“You’re welcome.”と返してみる。それが最初のステップです。

●そうやって少しずつ試していけば、今度は「お先にどうぞ!」とか、道案内で「まっすぐ行ってください!」と、自分が遭遇するであろう場面に合わせて覚えていけます。(ちなみに、お先にどうぞは“After you.”、まっすぐ行ってください!は“Please go straight!” )
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私が接している外国人もこの逆をやっています。日々の挨拶ひとつとっても、“Good morning.”だった人が、ある時から「おはようございます。」にかわり、“How are you?”から「元気ですか?」、“See you.”から「またね!」……と。イントネーションが違おうが、堂々と笑顔で!私はそれでいいと思います。

日本人は、ついつい正しい文法や発音を気にして会話を恐れがちですが、日常会話にそんな英語は要りません。必要なのは、相手とのコミュニケーションを楽しもうという好奇心!英語はひとつひとつの積み重ね、『千里の道も一歩から』です。

日本語をもっと学びたいという外国人にはイントネーションの違いを説明!

【Kayo’s Message】

A journey of a thousand miles begins with a single step.
千里の道も一歩から

何事も積み重ねが大事です。似たような意味合いで“Everyone was a beginner once.(誰もがかつては初心者であった)”という言葉がありますが、今回のお話では後者の喩えのほうがしっくりきますね!

 

英語がダメでも楽に話せる! アラフォーKayo のおもてなし英会話
マガジンハウス刊 *電子書籍もあります。

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