台所の一軍ツール3選。鉄フライパン『リバーライト』は13年毎日使ってもサビません
〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーで、整理収納アドバイザーの青木美詠子さんの愛用の台所道具を見せてもらいました。使い勝手や耐久性などを厳しくチェックし、本当に良いもののみを持っている青木さんの台所で10年以上活躍してきたものとは?
少ない水で「茹で」OK!の無水調理鍋
うちの台所の必需品を3つ、ご紹介します。まずは『ビタクラフト』。全面多層構造で熱伝導に優れるため、無水調理ができる鍋です。野菜を数分で蒸し茹でにできるので、使わない日はないほど。
私はお湯が沸くのを待てないので、この早さが最高なのです(ガス代の節約にも)。よくやるのは茹でたてブロッコリーや、葉物のおひたしなど。栄養素も残りやすいよう。煮物やシチューも早くおいしくできます。
この鍋に惚れ込んで、その後2種類を買い足しています。鍋が煮物などでふさがっている時も、野菜を茹でたいので。今度は取っ手は金属製にしました(焦げて弱くならないよう)。高価なシリーズもありますが、〈オレゴン〉などアメリカの地名がついたお手頃なシリーズで十分かと思います。
鉄なのにサビにくいリバーライトのフライパン
最初のうちは「油返し(油を多めに注いで戻す工程)」が慣れず、こげついた時もありました(油返し用ポットもセットで購入)。でも徐々に馴染んで、普通に使っても大丈夫に。使い始めは、「フライパン倶楽部」の使用方法など見るのがおすすめです。私は荒く使ってしまっていますが、これまでサビたことは一度もなく、ずっと使うと思います。
みじん切りを手軽にするチョッパー
3つめは、有名になってきた『イコッカ(ケイ・アンド・エー)』の〈ぶんぶんチョッパー〉。5年前に買いましたが、みじん切りは、もうこれにおまかせです。
特に餃子やミートソースなど、大量にみじん切りがいる時は、なくてはならないもの。電気を使わないのもいいところです。
注意点は、紐を無理に引かないこと。紐が引けない時は、にんじんなど固い食材に歯が食い込んでいることが多いので、蓋を開けて外します。また入れすぎも紐が引けない原因なので、大サイズがおすすめ(巨大な<Boss>も発売されたよう)。
私は紐を無理に引いて1台目を壊したので、ゆっくり引き始めるようにしています。ちなみに、にんじんの色が容器に付いたら、サラダ油など馴染ませると落ちますよ。
これらを使って日々、夫婦ふたりの食事をつくっています。が、かなりの割合で、ただ茹でたり、焼いたり。「簡単な自炊」は老後のためにも重要だと思っています。結果的に高くつくお惣菜やレトルト、外食に頼らず、さっと健康的なものが食べられるので。なるべく最後まで、つくっていたいと願います。
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この記事の
プレミアムメンバー
青木美詠子
1963年生まれ。整理収納アドバイザーの資格をもち、不定期にさまざまな自宅セミナーを開催。個人へのお片付けサービスも行う。著書に『あおきみさんち、家を買う。』(マイナビ出版)など。長年実践する「冷えとり」に関する著書も。
https://www.aokimi.com/
Instagram:@aokimieko1616