ハンドメイド好きの結城アンナさんは、お料理はもちろんイラストを描くことも大好きです。この度、結城アンナさんのイラスト展が2022年12月2日(金)~7日(水)に東京で開催されることになりました!
2020年クウネル9月号の特集で「人生を豊かにしてくれるもの」として、イラストを描くことと語った結城アンナさん。当時のインタビューとともに、イラスト展についてお届けします。
結城アンナ/ゆうきあんな
1955年、スウェーデン生まれ。10代からモデルとして活躍。夫は俳優・岩城滉一氏。60歳を迎え芸能活動を再開。自身の著書やSNSで心地よいライフスタイルやファッションを発信。そのシンプルで自然体な暮らし方は世代を超えて支持されている。現在は雑誌のカバーモデルなど多方面で活躍中。著書『Anna’s Cookbook 季節の食卓』(主婦と生活社)。
Instagram:@ayukihouseも人気。
真白い紙と水彩を前にすると、心が自然と静かになります。
2020年春、未曾有の状況になり、外出もままならなくなった期間がありました。そんな状況の中、結城アンナさんは気持ちを整えるよう努めていたといいます。
「『何が大切で何が好きか』と、自分に問いかけ、その思いを大事にするようにしています。なかでもイラストを描くことが好きです。
3、4歳の頃、私が寝る前に母が毎晩読んでくれた絵本の中のイラストを見て真似して描くようになったのが最初でした」
子供の頃の無垢な思いは今も続いています。
「手描きのお誕生日カードなどは頂くのも嬉しいですし、自分で描くのも嬉しい。正式な日本語でのお礼状を書くのが苦手なので、お中元やお歳暮のお礼代わりにイラストをカードに印刷して送ることもあります」
絵を描く時間は心身が「無」になり、リフレッシュできます。
描きたいときに描くことが楽しいという結城アンナさんにとって、それは「無」の時間だそう。
「描くときは何も考えません。だから無になれ、身も心もすべてリフレッシュできるんです。
真白い紙と筆、鮮やかな色の水彩の前に座ると自然と心が静かになります。
紙に描く線、カーブ、丸と点をつなげるうちに形が現れて絵になる。知らないうちに物語が見えてくるんです。だから、最初から描こうと思っていた絵と違う絵になることはよくあります。そのプロセスも楽しみのひとつです」
新作から、描きためた結城アンナさんのイラスト展が12月2日~7日に開催!
絵を描くことへの思いを語る結城アンナさん。実際にイラストをご覧になりたい方に朗報です!
2022年12月2日(金)~7日(水)東京・麻布十番のギャラリーで結城アンナさんのイラスト展が開催されます。
この展示会のために描いた新作をはじめ、今まで描きためてきた作品が一同に介します。また、結城アンナさんのイラスト絵葉書も販売します。
慌ただしくなる師走の声が聞こえるころ、結城アンナさんの描く世界でゆっくりとした時間を過ごしてみるのはいかがでしょう。
December Illustrations by Anna Yuki / 12月イラスト展 結城アンナ
会場:ギャラリー・ラ・リューシュ
東京都港区麻布十番2-13-2
電話:03-3452-0800
会期: 2022年12月2日(金)~12月7日(水)
開催時間:11:00~18:00
入館料:無料
写真/上原朋也 取材・文/河田実紀