モデルの青木沙織里さんを中心に、クウネル世代の仲間たちが集まり「おばさん」ならではのキャンプを楽しむ『おばキャン』。その楽しそうな様子は、こちらの記事でもご紹介させていただきました。
『おばキャン』発足1周年を記念して『おばキャン』の秋フェスが開催されるとの噂を聞きつけその模様を密着取材。元祖メンバーにゲストを加え、女性8人が集まった賑やかなキャンプの模様をご紹介した前編に引き続き、後編ではキャンプご飯やファッションをご紹介します。
青木沙織里/あおきさをり
雑誌やCMなどで幅広く活躍中。陶芸、バッグ制作、バレボール、畑仕事など趣味も多彩。『おばキャン』の様子を動画で綴ったYouTube『おばキャンはじめました』にも参加。今回のキャンプの全貌をまとめた最新の動画『祝!おばキャン1周年フェス!』もぜひチェックを!Instagram @blue_record365 では、クウネル世代の等身大ファッションを公開しています。
料理上手が揃った『おばキャン」、キャンプご飯も本格的
参加者はほぼ50代、料理上手が集まる『おばキャン』。もちろんキャンプご飯にもこだわります。
今回はアウトドアブランド『スノーピーク』に勤務するベテランキャンパー小野悠子さんが事前にメニューを考案。買い物の分担も完璧、チームに分かれて必要な材料を購入してから、キャンプ場に集まりました。
夕飯のメニューは
・イチジクとチャーシューのサラダ
・鶏ひき肉の春巻き柚子胡椒風味
・人参スープ
・ゴルゴンゾーラと栗のペンネ
お洒落なビストロのようなメニュー構成に期待が高まります。
メニューを構成した小野さんに話を伺うと「食材や調味料を無駄にしないように、キャンプご飯は事前にメニューを決めておくことが多いです。もちろんバーベキューで手軽に済ませることもありますが、今回は女性ばかりのチームなので彩りやバランスも考えました。夜は冷えるので、体の芯から温まるスープは必須ですね」とのこと。こんな豪華なメニューだったら、ついついお酒も進んでしまいそうです。
目の前に湖が広がる絶好のロケーションで最高の朝ごはん
今回選んだキャンプ場は、「西湖キャンプビレッジ・ノーム」。湖畔のキャンプサイトならではの絶景を前に6時に起床。ラジオ体操で体をほぐしたら、おしゃべりを楽しみながら朝ごはんの準備がスタート。
朝食のメニューは
・きゅうりとディルのヨーグルトサラダ
・トマト、きのこ、ベーコンの炊き込みご飯
差し入れでいただいたハムや昨晩の余りものも加えて、なんとも豪華な朝食が出来上がりました!
忙しいスケジュールをやりくりして集まる貴重な一泊二日。美味しいもの好きの女性が8人も集まれば、食事に妥協はできません。春巻きも炊き込みご飯もフライパンひとつ。少ない調理道具や不便な野外でも、工夫と経験次第で本格的な料理が楽しめるのが、アウトドアの醍醐味です。
こだわり派が集まる『おばキャン』では、なんとオリジナルのコーヒーまで作ってしまったそう!
おしゃれ番長・青木沙織里さんのキャンプファッションを拝見!
『おばキャン』を始めてから約1年。それまでアウトドアファッションにあまり縁のなかった青木さんですが、機能的でお洒落なアウトドアブランドにハマっているそう。
中でもお気に入りは『スノーピーク』の焚き火ベスト。難燃性・撥水性・耐久性に優れているうえ、ポケットがたくさんついていて機能的。「大きいサイズを選んだので、アウターの上からも使えるし、ワンピースにレイヤードしたりと大活躍しています」と青木さん。
\キャンプファッションの要、足元をチェック/
大自然の中、気の合う仲間たちと食べて話して笑って踊って……『おばキャン』発足1周年を記念して開催された秋フェス。
大人になってからのアウトドアデビュー、準備や体力など大変なのでは?と尻込みしていましたが、参加メンバーの晴れやかな笑顔を見れば楽しさが勝っていることは一目瞭然。大人のキャンプ、みなさんも始めてみませんか?
取材・文/吾妻枝里子