海外旅行へ行くことが叶わない今、その分、近くで贅沢というのが、大人の女性の楽しみになっているのだとか。東京駅に隣接し、皇居や日本橋へも徒歩10分圏内という最高の立地にある『シャングリ・ラ東京』の優雅な休日をレポートします。
アジアンリゾートを思わせるシックなインテリアとアートピース
2009年3月、丸の内にオープンしたシャングリ・ラ 東京。すべての客室が50平米以上というゆったりとした作りで、家族やパートナー、友達とのお篭りステイにもぴったり。アジアのリゾートホテルのようなクラシックな内装が落ち着きます。
客室だけでなくロビーや廊下のラグジュアリーなインテリアも非日常感を盛り上げてくれます。シャングリ・ラの象徴とも言えるのがまばゆいばかりのシャンデリア。そしていたるところに(なんとその数2000以上!)さりげなくアートが飾られており、美術館のように展示を巡っていくのも楽しい。
ホテルステイ一番のお楽しみ。食事でも旅気分を満喫
外食の機会が少なくなった今、ステイケーション最大のお楽しみは、ホテルならでのグルメ。まずは友人と待ち合わせて28階のザ・ロビーラウンジでアフタヌーンティーを。定番のスコーンや季節のスイーツはもちろん、マリネや手毬寿司などもつまめるのが大人には嬉しい。ドリンクは紅茶、コーヒーなど約20種類からセレクトできて大満足。
暮れていく丸の内の街並みを見下ろしながらゆっくりと時間をかけて堪能したので、夕ご飯はいらないな。と思っていたのですが、部屋で寛いでいるだけなのに不思議とお腹は空いてくるもの。ルームサービスのメニューを見ていたら、マレーシア旅行の際にハマって毎日食べていたカレーラクサを発見! 海南チキンライスやチキンサテーなどのカジュアルなアジアンフードのほか、本格的なイタリアンや和食をお部屋で安心&のんびりいただけるのも、ステイケーションの醍醐味のひとつ。
すっかりアジア旅行気分になったので、翌朝の朝食もお粥がメインのオリエンタル ブレックファストをチョイス。これは台湾で食べたあの味!と、東京にいながらにして脳内旅行も一緒に楽しみました。
ぐっすり眠った翌日は、至福のスパで極楽トリップ
大満足の朝食の後はプールとジャグジー&サウナでリフレッシュ。事前予約制なので混雑することもなく快適です。名残惜しいところではありますが、ホライゾンクラブラウンジでフレッシュなメロンジュースをいただきながら優雅にチェックアウト。予約しておいたホテル内の「CHIスパ」へと向かいます。扉を開けるとそこはまさにアジアンリゾート。カーテンで区切られたプライベートな空間で丁寧なカウンセリングを受け、個室のスパルームへ。日頃の不摂生で蓄積した疲れを癒すべく、体が軽くなると評判の一番人気メニュー「シグネチャー エナジャイジング ディープティシュー トリートメント60分¥22,550(税込・サービス料別)」を受けました。お部屋にたちこめる素敵な香りとふかふかのバスローブ、絶妙なタッチのマッサージ……。施術を堪能したいので寝るもんか!と心に誓ったものの、気がついたらすとんと眠りに落ちていて、「お疲れさまでした」と優しく肩をたたかれるまで、まったく記憶がありません(笑)。とはいえ施術後の体はすっかり軽やか、心も晴れやか。
1泊2日でアジアンリゾートに数日滞在したかのような充実感
丸の内の真ん中にいながら、忙しい日常を忘れてすっかり寛ぐことができた1泊2日の贅沢なステイケーションで、思っていた以上にリフレッシュ。実はスパの後すぐに銀座で打ち合わせを入れていたのですが、非日常から日常への切り替えがすぐにできるのも都内ステイケーションのいいところ。その分ホテルでは最大限に非日常を堪能させていただきました。
シャングリ・ラ 東京
住所:東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館
電話:03-6739-7888
https://www.shangri-la.com/jp/tokyo/shangrila/
宿泊料:1泊1名¥30,000〜。
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