20年ぶりの『マティス展』をレポート。ミュージアムグッズが可愛いすぎる!【クウネルアート】

20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス。現在マティスの大回顧展『マティス展』が、東京都美術館(東京・上野公園)で2023年8月20日(日)まで開催中です。マティスの大回顧展が東京で開催されるのは、なんと約20年ぶり。ここでは、展覧会の見どころや可愛いすぎるミュージアムグッズをレポートします!

20年ぶりの大回顧展!パリから名作約150点が来日

世界最大規模のマティスコレクションを誇る、パリの文化施設「ポンピドゥー・センター」から、絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵など、約150点がやってきました。

長い芸術家人生のなかで、多面的な造形活動を続けていたマティス。会場は8つの章に分かれ、初期〜晩年まで各時代に残した作品を鑑賞することができます。

《若い女性の肖像》(1925年)ポンピドゥー・センター/国立近代美術館

《ラ・フランス》(1939年)ポンピドゥー・センター/国立近代美術館

《赤の大きな室内》(1948年)ポンピドゥー・センター/国立近代美術館

20年以上の月日をかけて制作された等身大の女性の彫刻作品《背中I–IV》(1909–1930年)ポンピドゥー・センター/国立近代美術館

《眠る女性》(1942年)ほか

《『芸術・文学雑誌ヴェルヴ』表紙デザイン》ポンピドゥー・センター/国立近代美術館・CCI/カンディンスキー図書館蔵

切り紙絵《JAZZ》シリーズより《馬、曲馬師、道化》(1947年)ほか ポンピドゥー・センター/国立近代美術館

大型の切り紙絵作品《オセアニア、海》(1946年)ポンピドゥー・センター/国立近代美術館

晩年マティスが没頭していたヴァンスのロザリオ礼拝堂のためのプロジェクト。《ヴァンス礼拝堂、ファサード円形装飾〈聖母子〉(デッサン)》(1951年)カトー=カンブレジ・マティス美術館蔵

展覧会入り口にて。

さまざまな表現方法の作品群はとにかく圧巻!マティスらしいやわらかい線や豊かな色使いをこの目で見ることができて感動しました。音声ガイドナビゲーターを務める、上白石萌歌さんの解説と合わせてどうぞ。

あれもこれも欲しくなる、ミュージアムグッズ

展覧会のもうひとつのお楽しみといえば、ミュージアムグッズ。“Life with MATISSE”をコンセプトにした、ここでしか手に入らないスペシャルなグッズの一部をご紹介します。

展覧会の図録(各3300円)。デザインはなんと3種類!

ファッションにも映えそうな、鮮やかなトートバッグ(各4,200円)

ちょっとしたお買い物や美術館での作品鑑賞のお供に。ミニトート(各2,800円)

JAZZシリーズが好きな方にもってこい!壁に飾りたいミニプリント(各600円)

これからの季節に活躍してくれるTシャツ(各4,200円)。SとXLサイズの2サイズ展開。

人気のマグネット(各660円)も豊富なデザインで展開。

日常使いに便利なミニグラス(各900円)

他にも、ミニタオルやクリアファイルなど、とにかく種類豊富。

B2サイズのポスター(各1800円)も。

展覧会オリジナルのショッパーまでこの可愛さ。中心がクリアになっていて、ステンドグラスのデザインが粋!

この他にも、フランスのフードやドリンクなど大充実のラインナップ。時間が足りなかったので、余裕をみて訪れるのがおすすめです。

おうちでポストカードを額装して飾ろう

展覧会で必ず買って帰るポストカード。マティス展では、おうちでもマティスの作品を楽しんでもらいたいという想いから、額装時にサイズ調整や作品の雰囲気を変えてくれる「額縁用マット」もショップ内で販売されています。

ショップ内のポストカードのコーナーには、さまざまなポストカード×マット×額の組み合わせ例が。インテリアに合わせることをイメージしやすいですね。

ポストカードの裏には、アルファベットが書かれています。

アルファベットごとに、ポストカードのサイズと合うマットが販売されています。白、グレー、黒まで5色をご用意。

こちらが買ってきたポストカードとマットです。

普段はそのまま楽しんでいるポストカードも、特別感がアップしますね。

ポストカードより大きめのミニプリントポスターにも専用マットがありました。これから額装して飾るのが楽しみです!

手軽に買えるからこそ、そのままに眠らせてしまうことが多いポストカードも、さらにスペシャルなものに。ポストカードの種類もとても多かった印象です。お気に入りの作品をぜひおうちでも楽しんでくださいね。

大充実のマティス展をご紹介させていただきました。ぜひ皆さまもこの特別な機会をお見逃しなく。

観賞後は、美術館の2階にあるレストラン・ミューズで、上野公園の緑に癒されながらひと休み。

マティス展

会期:2023年4月27日(木)~ 8月20日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室(東京都台東区上野公園8-36)
開室時間:9:30~17:30、 金曜日は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで
休室日:月曜日、7月18日(火) ※ただし 7月17日(月・祝)、 8月14日(月)は開室
お問い合わせ:050-5541-8600
日時指定予約制
https://matisse2023.exhibit.jp/
Instagram:@hmatisse2023

取材・文/阿部里歩

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