日本全国の職人技に出会えるセレクトショップ『日本百貨店』のバイヤー・日暮学さんが、素敵なグルメをセレクトする連載企画です。
秋の味覚はたくさんありますが、やっぱり食べたくなるのは、「芋」と「栗」のグルメ。今回は、やさしい甘さが魅力の芋栗グルメ5選を紹介。手土産にはもちろん、秋の夜長に小腹が空いたときにもどうぞ!
教えてくれたのは…
『日本百貨店』バイヤー・日暮学さん
黎明期から店舗運営に携わり、大型店「日本百貨店しょくひんかん」の立上げや、
旗艦店となる「日本百貨店にほんばし總本店」をはじめ各店のMDを監修。売場に合わせた商品仕入やオリジナル商品の開発を行う。ニッポン各地の「スグレモノ」を発掘するため全国を飛び回る日々。
Instagram:@highig_22
#01 荒木屋「栗もなか」
「明治32年創業の老舗和菓子屋『荒木屋』がつくる栗の形をした可愛い最中。皮のなかには大粒の栗がまるごと1粒。職人がじっくり練り上げた白あんと見事にマッチしています。甘さ控え目で栗の風味もしっかり味わえる贅沢な逸品です。ゆったり過ごす秋の夜長のお供にも◎。今回、日本百貨店限定で粒あんの最中も作っていただきました」
#02 くろさわファーム「ひとくち干し芋」
「サツマイモ農家『クロサワファーム』がつくるこだわりの干しいも。甘さ・柔らかさ・風味を極限まで引き出す作り方は、芋のことを知り尽くした農家だからこそ出来る技。干しいも王国の茨城県で2年連続品評会グランプリを受賞している知る人ぞ知る逸品です。紅はるか、玉豊、シルクスイートと品種ごとに食べ比べることが出来るのも干しいも好きには嬉しいところ。当店でも購入することができます」
#03 四万十ドラマ「地栗モンブラン」
「高知県四万十町の名産「しまんと地栗」をつかった『四万十ドラマ』のモンブラン。大きくて糖度が高く、中にはメロンを上回るものもある「しまんと地栗」。栗自体が甘いので砂糖は少なめ、香料や添加物も一切使ってません。また、一般的なモンブランと違いスポンジやブランデーも入っていないので栗本来の美味しさを味わうことができます。栗好きにこそ食べて欲しい逸品!」
#04 吉芋「吉芋花火」
「名古屋覚王山に本店を構える『吉芋』より、超細切りの芋ケンピ。まるで針のように細く切ったサツマイモを菜種油でカラッと揚げて、こだわりの自家製蜜をからめて仕上げています。カリッと揚げられたサツマイモにねっとりとした蜜が絡まって、カリカリだけどジューシー!思わず止まらないおいしさです。個人的に一番好きな芋けんぴ。当店でも年に数回販売していますが、名古屋以外では基本的に催事でしか買えないので、見かけたら即買い必至です」
#05 信州里の菓工房「栗あんぱん」
「長野県にある『信州里の菓工房』より、栗きんとんが入った贅沢なあんぱん。その味と品質の高さから新しいブランド栗となりつつある「信州伊那栗」を使用した栗きんとんはお店の看板商品。その栗きんとんを塩気の効いた粒あんと一緒に、バター香るふわふわもっちり食感のパン生地にたっぷり閉じ込めています。小ぶりなサイズ感でちょっと小腹が減った時にもおすすめです」
日本百貨店
「ニッポンのモノヅクリとスグレモノ」をコンセプトに、日本全国1000社以上の作り手のこだわりの商品を集めて販売しているセレクトショップ。商品そのものだけではなく、商品がつくられた背景やストーリーを語り、ひとの温度感が伝わるお店づくりを目指しています。
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