世界レベルの技術と絶妙な味の調和を保ちながら、多くの人に受け入れられるパンが並ぶベーカリー。比較的シンプルな生地の味わいには、ほど良いコクや深みが感じられます。この味を求める人で、連日お店は賑わいを見せています
Comme’N TOKYO/コム・ン
世界一の職人が作る毎日の暮らしを彩るパン。
パンの世界大会で日本人初の総合優勝を果たした大澤秀一さんが、群馬より満を持して上京。パン好きの間で話題の新店です。開放感があってモノトーンが基調となった店内のスタイリッシュさにまず感激。
そして圧巻はバリエーションの豊富さ。バゲットなどのスタンダードな食事系から菓子パン、サンドイッチまで100種以上がずらり並びます。世界が認めた技量の持ち主ですが、目指すところは「どなたが召し上がってもおいしいと感じてもらえる食感と風味」。毎日食べても飽きがこない、デイリーユースのおいしさを求め、行列が絶えません。
『ku:nel』2021年3月号掲載
取材・文 田代 格/写真 上田佳代子
●覚えておきたいパン屋アドレスそのほかいろいろ
◎パン通も唸る本格派!薪窯で焼くパンと、ミラノ発祥のパン。ニューオープンのベーカリー。
◎ベーカリー界のサラブレッドが作る高級食パン。一度食べたら忘れられないおいしさです!
◎個性派の新店。あんぱんの有名店発のサンドウィッチ、グルテンフリーのパン屋さんなど。
◎新感覚のパンは手土産にも。大人のためのおしゃれなクロワッサン&ジャムパン専門店。
◎サワードウに魅了され、世界各国でノウハウを学んだ店主の作るパン。
◎健康的でやさしい味わい。今年注目のサワードウって何?
◎2 種類の極上食パンのみを扱う 芦屋の行列店が東京へ。