小さな驚きを召し上がれ~フレンチシェフ×デザイナーのレストラン『OLINA』

麻布十番の交差点近く、窓からは東京タワーが見えるロケーション。「今でもローカルプロジェクトは進行していますが、当初の予定とは全然違う環境(笑)。でもグルメシティ(東京)での挑戦は刺激的です」 ©2024 OLINA

キッチンとホールはスペースをとりつつお互いの様子を感じられ、ゲストもスタッフも動きやすい広さ。 ©2024 OLINA

見渡せるほどのフルオープンキッチンはフレンチには珍しいスタイル。カウンター上には発酵中の食材がずらり。©2024 OLINA

4つのポケットはフレンチワークウェアのスタイル、スタッフがスポットとして映えるよう色はカーキに。空間に境界線を作らないよう、キッチンとサービスのスタッフは同じユニフォームを着用。 ©2024 OLINA

器は素材や触り心地を重視。「私たちはピカピカしたものが苦手で(笑)、白さではなく質感やデザイン、料理の見せ方や、どういう料理を載せたいかという視点で選んでいます」 ©2024 OLINA

発酵食材はすべて自家製。色とりどりの瓶がカウンターの上に並様子は、さながら絵画のよう。「旬を味わってから数か月後には新たな味が楽しめる、発酵は本当に面白いです」 ©2024 OLINA

メニューリストでは多くを語らず主に食材と基本のメニュー名が綴られるのみ。「これは何だろう?と想像が膨らみますよね。内容はサーブの際にご説明していますが、説明はいらないという方もいらっしゃるんですよ」

野菜が大好きなオリヴィエさん。写真は大根を主役にヤリイカを合わせたもの。イリコ出汁と生ハムの出汁をスープにするという自由な発想もオリヴィエさんの魅力。※前シーズンのメニュー  ©2024 OLINA

千葉県「惣左衛門(そうざえもん)」の「柏幻霜ポーク」をメインに赤海老を合わせたひと皿。菊芋のピュレ、発酵菊芋、菊芋ピクルスと菊芋の3つの顔が付け合わせに。※前シーズンのメニュー  ©2024 OLINA

『OLINA』ではフランスをはじめ西ヨーロッパと中央ヨーロッパの、添加物を極力使用しないクラフトワインを中心に用意。 ©2024 OLINA

フランスの定番デザート「リ・オレ」をアレンジしたお米のデザート。幾重もの素材が作る「おいしさの層」が『OLINA』らしい一品。 ©2024 OLINA

「ゲストが幸せなことが何よりうれしい」というスタッフたちの思いを料理とサービスに込めてコースが展開します。©2024 OLINA

フランス人シェフと元ファッションデザイナーが作ったフレンチレストラン『OLINA(オリナ)』が東麻布にオープン。パリで培われたフランス料理の技術とアートな感性で ...[続きを読む]

記事TOP画像、サムネイル画像:©2024 OLINA

取材・文/松永加奈

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