ミロのヴィーナスはどんな味?『メズム東京』の1日24食限定、アートな〈アフタヌーンティー〉が素敵すぎる

メズム東京 オートグラフコレクション』のバー&ラウンジ『ウィスク』で展開している、アートをテーマにした「アフタヌーンティー・エキシビション」。5月2日(木)までは、有名な彫刻<ミロのヴィーナス>をモチーフにした美しすぎる限定スイーツが登場中!その内容とは?

アートをテーマに作り上げる『メズム東京』の<アフタヌーン・エキシビジョン>へ

港区・竹芝にあるラグジュアリーホテル『メズム東京 オートグラフコレクション』(以下、メズム東京)。アートをテーマにしたオリジナルアフタブーンティーを提供する<アフタヌーン・エキシビジョン>が、16階のバー&ラウンジ『ウィスク』にて開催中です。

クリエイティブディレクター小泉堅太郎氏とキュリナリーアーティスト養父直人氏がタッグを組み、メニューが構築されました。

今回は、古代ギリシャ神話に登場する女神アフロディーテを象った有名な彫刻<ミロのヴィーナス>をモチーフにした特別なスイーツを各日24食限定で提供します。

メインプレートの前のお菓子とセイボリーは全部で8種類。

<クラビエデス>ギリシャのクリスマス定番スイーツのアーモンドクッキー。
< テガナイト>パンケーキの起源になった生地に蒸し鶏を巻いたクレープ。

<バクラヴァフィロ>ギリシャ語で”葉”を意味する薄いパイ生地にピスタチオ、クルミ、ヘーゼルナッツなどを入れた伝統菓子
<ハルヴァ>中東発祥のお菓子。アマレットで香りづけしたセモリナ粉とアーモンド、レーズンを使っています。
<ムサカ>ひき肉とナス、チーズを使ったギリシャ定番のグラタンです。

<クルーリ>ギリシャの伝統的なパン。先ほどのムサカと一緒に。
<トリヨン>チーズケーキの起源とも言えるデザート。ロリエとリコッタチーズとミルクでアイスクリーム風の仕上げています。
<パステリ>古代ギリシャ時代、結婚式などの祭事に欠かさないデザート。ゴマやはちみつ、クルミを使ったフロランタンです。

<レモンバームのハーブティー>

メインプレートの前には、ギリシャにちなんだ8種類のスイーツ&セイボリーが登場。すべて古代ギリシャにちなんだお菓子で、1つ1つ丁寧に作られています。

合わせるのは、このアフタヌーンティーのために作られた特製のモクテル<レモンバームのハーブティー>。ラグジュアリーな雰囲気に少々緊張気味でしたが、レモンとローズマリーの香りが豊かで肩の力がほぐれ、よりスイーツの味わいを引き立ててくれます。

お待ちかねのメインプレート<ミロのヴィーナス>

シェフがモールドを1から仕上げたとのことで、細部に至るまでのこだわりが垣間見えます。ぜひ食べる前に後ろ姿や髪の毛の流れなどにも注目してみてくださいね。

アプリコットとラズベリー、ローズマリーキウイのソースの2種類。ただ味わうだけでなく、食べ手が2種類のソースを乗せることで作品を完成させる体験型になっています。

愛と美をつかさどる女神アフロディーテは、海から誕生した恋多き女神として古代から現代にいたるまで、様々なアーティストに影響を与えました。絵画や彫刻、音楽ときて、令和時代には、とうとう食べられる“スイーツ”になったというわけです。

<ミロのヴィーナス>のあまりの完成度の高さにどのようにスプーンを入れるべきか悩んでしまいました。そんな姿を見てか、サーブしてくださったスタッフの一人が、「中にピーチのコンポートが入っています。思いっきりどうぞ」とアドバイス。

少々葛藤した後、頭にスプーンを入れました。すると、首から崩れ、胸から甘くて爽やかなピーチのコンポートお目見え。なんと退廃的な美しさ! 崩壊した<ヴィーナス>の横顔もとても美しいです。

どのように崩して、味わうか。みなさんのセンスでお楽しみください。

アフタヌーン・エキシビジョン

提供期間:2024年1月9日(火)〜5月2日(木)
提供時間:14:00~/14:30~/15:00~提供場所メズム東京16階 バー&ラウンジ「ウィスク」
料金:6,500円から(消費税・15%のサービス料込み)
キャンセル料:前日50%/当日100%ご予約
予約:1日前の21:00まで
予約サイト:https://bit.ly/3GnVOor

撮影・文/亀井亜衣子

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