神保町の本屋巡りのついでに寄りたい。『三幸園』の〈にらそば〉が美味しい理由

書店の街・東京神保町の老舗中華『三幸園』の魅力をご紹介します。

本の街・神保町。近年はカレーの街としても人気ですが、数十年前にここで学生時代を過ごした筆者にとっては中華料理が美味しい街というイメージも強くあります。

例えば、いまはなき餃子の名店『スヰートポーヅ』や、上海蟹と紹興酒で有名な老舗『新世界菜館』など、数ある老舗中華のなかで、名物餃子とメニュー数の多さに惹かれ、一番通った町中華が『三幸園』でした。

いまは近隣で焼肉店や食堂など、5店舗の系列店があるようですが、久しぶりに本店を訪れたので、その魅力をご紹介しましょう。

三幸園の中華メニューは約100種類(!)。日替わりランチや夜定食もあります。

創業は1956(昭和31)年。一番人気は〈焼き餃子〉。厳選した豚ひき肉と野菜、調味料でつくる餡を、特注の皮で包み、オーダーが入るたびに熟練の料理人が焼いてくれます。お店のオススメの食べ方は、一つめは何もつけずに餃子そのものの味を堪能する方法。あとは酢・醤油・辣油を好きな割合で混ぜてつけて自由に楽しみます。

今回、オーダーしたのはその定番人気の〈焼き餃子〉(580円)と、もう一つの看板メニューである〈ニラそば〉(880円)。

ニラそばは、ご覧の通り、なかなかインパクトのあるビジュアル。たっぷりのニラと卵黄、そしてごま油が渾然一体となり、麺と一緒に味わえば、まさにクセになる味わいです。

〈ニラそば〉(880円)。

〈餃子〉(580円)。

平日は11時〜翌2時30まで通しで営業しているので、ランチ、ディナー、深夜メシと、さまざまなシーンで活躍するお店です。神保町の本屋めぐりのついでにぜひ寄ってみてください。(ライターF・編集部)

三幸園

住:東京都千代田区神田神保町1-13
営:平日 11:00~翌2:00 (L.O 翌1:30)、日・祝 11:00~22:00 (L.O 21:30)ランチ営業、夜12時以降入店可、日曜営業
休:土曜 ※祝日に臨時休業日あり

三幸園公式HP

※こちらの記事はクウネルのInstagramより転載・加筆してご紹介しています。

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