秋の美味の宝庫・長野!県民だけが知っている外れナシのお菓子4選

長野アンテナショップおすすめお菓子

〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの松永加奈さんは長野県出身。長野といえば栗の名産地で、秋の味覚の宝庫です。銀座のアンテナショップでおすすめのお菓子を選んでくれました。

アンテナショップで、手軽に旅気分

通りがかりに立ち寄ったり、お目当てのものを買いに行ったりと気軽に利用しながら、旅気分も味わえるアンテナショップ。話題のローカルグルメや雑貨はインターネットでも買えますが、いち都道府県の特産・名産品だけが集まる場所で、実際に品物を手に取って選べる楽しさは、実店舗ならではです。今回は、故郷・長野県のアンテナショップで、私が好きなお菓子や手土産のおすすめを選んでみました。

長野のアンテナショップ銀座NAGANO
銀座の真ん中、四丁目の交差点にほど近い「鈴らん通り」に店を構える『銀座NAGANO』。
銀座NAGANOりんご
やはり長野といえばりんご。ほかにもいろいろなフルーツや野菜が並んでいます。
牛乳フォンデュ
ずらりと並んだ牛乳フォンデュ。「おうちで牛乳パン」というポップを見て、そういえば日本不在の間に牛乳パンの知名度が爆上がりしていたんだったと思い出しました。※別棚に牛乳パン本体もありました
細長く奥へ続いている店内。入り口近くにはワインがいただけるカウンターも。
銀座NAGANOお菓子棚
棚の両面にぎっしりと並んだ信州銘菓。県内各地から商品が集まっているので、地元(松本)では見かけないものを発見することも。テンションが上がります。
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\おすすめ その1 /

パリパリの栗きんとん?
戸田屋安吉『栗きんとんおこげ』


薄くて軽くて四角くて、栗色の……なんだろう?と手に取り、パッケージを見てちょっと驚くその名も『栗きんとんおこげ』。栗きんとんを炊いたときにできる、鍋のおこげで作ったおせんべいで、原材料は国産栗とお砂糖のみ。なので、食感は気持ちいいほどパリパリですが、味は確かに栗きんとん!

おこげの香ばしさと、口にふわっと広がる栗の風味が後を引き、「もうちょっとだけ……」とついつい手が伸びます。軽くつまめるおやつにはもちろん、「これが栗きんとん?」という意外性もあるので、ちょっとした手土産にも。そして必ず日本茶が飲みたくなるので、お茶とセットでどうぞ。

栗きんとんおこげ
素朴な見た目を裏切る(?)濃厚な栗の香りにびっくりの戸田屋安吉『栗きんとんおこげ』 。原材料は「栗と砂糖」で、まさに栗きんとん。ぱりぱり感もやみつきで、ついついあと引く不思議な美味しさ。

\おすすめ その2/

しっとり×クリームがおいしい
五千尺『 栗バターサンドクッキー』


登山客のための宿として大正7年にスタートし、上高地の顔ともいえる存在の「五千尺ホテル上高地」。そのブランド「五千尺」が展開するさまざまなオリジナルグルメは地元でも長年愛されています。

『栗バターサンドクッキー』もその1つ。口の中で…というより、半分に分ける時点ですでにほろほろと崩れるほどしっとりとしたクッキーの間には、濃厚なマロンバタークリームがたっぷり。期待を裏切らない甘い世界に癒されます。甘酸っぱいりんごの蜜漬けがアクセントの『りんごバターサンドクッキー』もおすすめです。

五千尺栗バターサンド
老舗ホテル「五千尺ホテル上高地」で有名な五千尺ブランドの『栗バターサンドクッキー』。パッケージも素敵でギフトにも喜ばれます。
五千尺の栗バターサンドクッキー
ほろほろとしたソフトクッキーと濃いめの栗クリームは相性抜群。アンテナショップには、クリームにひそむ甘酸っぱいりんごがアクセントの『りんごバターサンドクッキー』も。
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\おすすめ その3/

抜群の安定感で人気の和風クッキー
卯月堂『そばの華』


明治5年の4月(卯月)に創業した「卯月堂」。長い歴史の中で数々の銘菓を作り出している同店の『そばの華』は、信州土産として安定的な人気を誇る存在です。……ということを踏まえ、改めて食べてみるとー。

ギザギザにそって割ると、パキン、いや、パッキン!とかなり強めのサクサク感。 ほんのりと甘い生地がトッピングのそばの実の香ばしさを引き立てて、お茶にもコーヒーにも合う和風クッキーの装いです。素朴感満載のビジュアルに、奇をてらわらない昔ながらの味わいは、安定感抜群。誰もが「ああ、懐かしいな」と思える〝あの〟おいしさです。

卯月堂のそばの華
明治五年の卯月(四月)に創業した「卯月」の定番商品『そばの華』。
卯月堂のそばの華中身
波打つまんまるの和風クッキー。サクサクとした軽い食感は、幅広い世代に愛されています。日持ちするので手土産に人気。
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\おすすめ その4/

一度は姿を消した上田の名菓が復活
信濃路うさぎや『くるみそば』


昨年、新型コロナなどの影響で約70年の歴史に幕を下ろした上田市の「信濃路うさぎや」。閉店が惜しまれる中、地元のみならず各地にファンが多かった同店の名菓『くるみそば』が今年復活。銀座NAGANOの店頭にも登場しています。

石臼で引いたそば粉の生地で、独自の製法で練り上げたあんを包み、たっぷりのくるみをのせてオーブンで焼き上げるという『くるみそば』。トッピングの粉糖を口の周りにつけながらいただくと、やさしい甘さとくるみの香ばしさ、そば粉の香りの見事な調和に思わず顔がほころびます。ちなみに、インパクトのある素敵な包み紙と製法をそのまま継承し、老舗の味を守ろうと動いたのは、お菓子とは違う業種の方。そこに元の職人さんたちが集結して、復活の運びになったのだそう。みんなの熱い思いを乗せた味、ぜひ一度お試しを。

信濃路うさぎやくるみそば
昨年7月、約70年の歴史に幕を下ろした「信濃路うさぎや」。同店の『くるみそば』にはファンが多く、地元・上田の別事業の経営者が継承、職人さんも再集結して今年見事復活!
信濃路うさぎやくるみそば断面
じっくり練り上げたあんこに石臼引きしたそば粉の皮、たっぷりのクルミ。このクルミのざくざく感が上品な口当たりのあんと生地によく合うんです!
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