ダウンだけが防寒じゃない。重ね着ですっきり冬のあたたかコーディネートアイデア
学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー石黒美穂子さん。先日は久しぶりに鎌倉へショートトリップに。動きやすさ、寒さ対策を考えたコーディネートについて教えてくれました。
寒さ対策に比重を置いて重ね着を
久しぶりに鎌倉に出掛けるので食べたい物や行きたいところがたくさんあり、ウキウキと計画を立てました。しかし、鎌倉の人気店はどこも行列を覚悟して臨まなければなりません。昨年は大河の影響で人出が多いと聞いていたので年が明けて少しでも落ち着いてきたかもと願っていました。
鎌倉遠征当日は気温が低い日だったので行列にも耐えられる防寒に比重を置くことに。今回は『ル・シェル・ド・ハリス』の〈ステンカラーコート〉にジョグパンツ、『パタゴニア』の〈デイパック〉、『KEEN』のブーツとブラウン系のワントーンコーデに決定。
ロングカーディガンは防寒にも体型カバーにも重宝
コートの中に着込んだのは数年前に購入した『ル・ピボット』の〈ショールロングカーデ〉。薄手のウール素材で冷えがちな腰やお尻を優しく包んでくれます。袖は細めでコートの下でも着膨れしないデザインも気に入っています。
小物でおしゃれ要素をプラス
小物類は差し色になり、バッグに仕舞えるかさばらない物をチョイスしました。『エルメス』の〈プリーツスカーフ〉とシルク素材の『JEUJYEI(ジュージェイ)』のアームウォーマーはオールシーズン使えるアイテム。『ハットメーカー キジマ タカユキ』のつばが広めな帽子は明るいグレー。ダークカラーになりがちな冬のスタイリングに合わせやすくて重宝しています。
アウターは軽めにしてインナーを重ね着
中にはお決まりのヒートテックインナーに薄手のハイネックシャツの二枚重ね。ハイネックシャツはどちらもとろみのあるテクスチャーで滑りが良く重ね着にピッタリ。薄手の素材の物でも重ねていけばかなり暖かくなるのでこのところ、厚手のセーターを着る機会は少なくなりました。このように防寒スタイルは手持ちの物を工夫して、出来るだけ余分なアイテムを買わずに過ごしています。
SHARE
この記事の
プレミアムメンバー
石黒美穂子
フォトグラファーとして女性誌、WEBなどで活躍。生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」(東急東横線・学芸大学駅)のディレクターも務める。
https://www.migolabo.com/
Instagram : @migolabo @ishiguromihoko