ブルーは季節に関係なく着ている定番カラーのひとつだという大沼こずえさん。カジュアルなものとエレガントなもの、辛口なものと甘いものなどを絶妙なバランスでミックスする、自由でパンチがきいたスタイリングをご紹介いただきました。
大沼こずえ/おおぬまこずえ
スタイリスト。カジュアルにモード感を加えたミックスコーデが得意。Instagram:@kozueonuma.eleven.stylist
クローゼットにはブルーのワードローブがたくさん。ブルーの中でもビビッドな青やネイビーを選ぶことがほとんどだそう。
「パステルとかベージュ系とかの薄い色が似合わなくて。淡いトーンは顔もくすんで見えるので、年齢とともにはっきりした色や濃い色の服を着ることが増えました」
Style 01:パンチをきかせて、コンサバ感をセーブ
「腰まわりがゆるっとしてはきやすいパンツは『ドリス ヴァン ノッテン』。足元だけお嬢様チックな『フェラガモ』で可愛さをプラス」
Style 02:1枚で様になるトップスを、デニムでカジュアルダウン
おしゃれな配色のコクーン型のトップスは『ニナ リッチ』。「モードっぽさや洒落感が出るので、出番が多い服です」。エルメスのケリーで上品にまとめつつ、リラックス感のある『トムウッド』のワイドデニムを合わせ、カジュアル感を演出。
Style 03:カジュアル×クチュール感のミックスコーデで
「コットンなのにツヤっぽく見える」『HYKE』のロングTシャツにPLAN Cのスカートをレイヤード。「フリルスカートや『メゾン マルジェラ』のミニバッグでクチュール感をプラス。エレガントになりすぎない、高見えするカジュアルに」
「シンプルなTシャツにクチュール感のあるスカートを合わせたり、モードな服をデニムでカジュアルダウンさせたりするのが好き。夏は楽ちんで涼しくいられることも考えて、ブルーのおしゃれを楽しんでいます」
写真/目黒智子 取材・文/矢沢美香 再編集/久保田千晴