買い物に行くのは億劫。冷蔵庫の中もほとんど空……。そんなときに、頼りになるのが瓶詰めと缶詰。今回は産前産後家事支援サポーターの一柳亜紀さんに、さばのけんちんのレシピを教えていただきました。焼きねぎを入れる一工夫をしながらも、缶詰めを使うことで手軽に旨味たっぷりのけんちん汁を作ることができるそうです。朝ご飯に食べれば、1日エネルギーが切れることなく過ごせそうですね。
一日のはじまりに栄養満点のワンボウル
家族のテレワークで時間にゆとりができ、朝食にさばのけんちん汁を作ることが増えました。魚好きのわが家に欠かせない一日の活力源です」
「焼きねぎは風邪薬」という祖母の教えを思い出して、ねぎは焼いて使うのがこだわり。甘みが引き出されて一層満足。
さばのけんちん汁
●材料(3~4人分)
さば水煮缶…1缶(190g)
大根…1/3本
にんじん…小1本
ごぼう…1本
しいたけ…3枚
いんげん…3本
生姜…1かけ
ねぎ…1/2本
味噌…約大さじ2
ごま油…適量
●作り方
1)さば缶は汁と身を分ける。ねぎは1.5㎝幅に、他の野菜は食べやすい大きさに切る。
2)鍋にごま油を熱し、粗みじん切りの生姜を入れて香りを立てる。ねぎ以外の野菜とさばの身を加えて軽く炒めたら、水とさば缶の汁を合わせて3~4カップ(ひたひたになる程度)を入れる。
3)フライパンにごま油を入れてねぎを焼き、②に加える。
4)5~7分ほど煮て野菜が柔らかくなったら味噌を溶かし入れる。
一柳亜紀
産前産後家事支援サポーター
産前産後の女性をサポートすべく、体にいい食事作りに奮闘。ディープマインドフルネス®認定の呼吸法・瞑想法の講師資格を持つ。
『ku:nel』2021年11月号掲載
写真/小出和弘 、 取材・文/石毛幸子
●フードに関する記事、他にもいろいろ。
◎ピエール・エルメ・パリとフラワーアーティスト東 信氏がコラボレーション。五感を満たす『[FLOWER POWER]アフタヌーンティー2022』
◎【缶詰め&瓶詰めを極めるvol.2】さば缶が洋風に早変わり!中村明美さん直伝ラタトゥイユチーズ焼き。
◎ひとつの素材を何通りにもアレンジして食べつくす。食材使い切りの工夫。