成田山新勝寺の初詣で訪れたい!古都の風情あふれる老舗うなぎ店『川豊』と甘味処『三芳家』

毎年、多くの人が参拝に訪れる「成田山新勝寺」。昨年も参拝者数ランキングで2位となり、日頃から週末となると多くの人であふれる人気の観光スポットでもあります。その人気は古都を感じる参道の風情と名物グルメにもあり。今回は成田山の参道で絶対外せない老舗のうなぎ専門店と甘味処をご紹介しましょう。

成田の名物グルメはうなぎ!創業110年以上の老舗『川豊』の楽しみ方

多くの参拝客が訪れる成田山新勝寺。

成田駅から「成田山新勝寺」へと向かう、およそ800mにも及ぶ参道は名物グルメの宝庫。昔の街並みを彷彿とさせる整った景観は歩いているだけでも楽しく、食べ歩きを楽しむ団子や大判焼きの店、老舗せんべい屋などがたくさんあります。

特にメイン通りの坂道は門前町としての風情が色濃く残り、古くからこの参道を守り続けてきた様々な老舗店が軒を連ねています。

〈上うな重〉うなぎ1尾 3,900円 ※肝吸は別料金

中でも一際目を引くのが、明治43年創業のうなぎ専門店『川豊』。店の前は常に人だかり、大行列。店先では熟練の職人がうなぎを捌く姿を見ることができ、活気にあふれています。

旅籠として使われていた純日本家屋は、広々と奥行きがあり、2階の大広間が賑わう様は圧巻の眺め。ちゃきちゃきと段取りよく働く店員さんの姿が心地よく、あっという間にうな重が運ばれてきます。割きたて、蒸したて、焼きたてのうなぎの艶やかさ、香りに圧倒されるでしょう。

川豊の入り口。

店先でうなぎを捌く職人。

大正時代にスリップしたような気分になる急階段で2階へ。

常に賑わう大広間。

「白焼」2700円。

〈うな重〉2900円。

参道を見下ろす窓際に通されたらラッキー!良き眺めと共に成田の銘酒「長命泉」を。

箸ですーっと切れるほどの柔らかさ、ふっくらとした食感に加わる香ばしさ。創業当時から継ぎ足し続けている秘伝のタレがなんとも上品で、記憶に残る口福な味わいを堪能できますよ。

ちなみにうな重を味わう前に、ビールに川魚のつまみや白焼を楽しむのも乙。この白焼で川豊のうなぎの美味しさをしみじみと感じることができるでしょう。

いつも行列ではありますが、回転も早いのでぜひ並んで『川豊』の素晴らしさを確かめてみてください。

川豊 本店

住:成田市仲町386
電:0476-22-2711
営:10:00〜17:00
公式HP

細い路地裏に広がる美しい庭園の甘味処『三芳家』

広々とした庭園を眺めながら甘味を楽しめます。

『川豊』の隣には見落としてしまいそうな細い路地があります。山道の喧騒を抜けるように奥へ進むと現れるのが、老舗の土産屋が営む甘味処『三芳家』です。

静かな美しい庭園が広がり、それを愛でることができる客席が点在しています。夏はかき氷や水菓子などのお茶セットなどが美味ですが、ぜひ味わって欲しいのが〈たきあずき〉。

〈たきあずき〉温・冷あり。ほうじ茶、漬物付き。850円

こちらの甘味、あずきを使った一品がどれも絶品ですが、純粋のあずきの美味しさを堪能できるのがこちら。丹波産大納言あずきを使っており、炊き具合が絶妙なのです。大粒ながら食べやすく、程よく残る小豆の食感。甘すぎない上品な味わい。時々、添えられた漬物を味わうとまたしょっぱい風味にあずきが進む。どれをとっても秀逸です。

セット以外にもお茶が付いてくるので、参拝や参道巡りで疲れた時、ゆったりとしたひとときを過ごすことができますよ。

甘味処 三芳家

住:成田市仲之町 386-2
電:0476-22-2147
営:10:00〜17:00(L.O.)
休:水曜
公式HP

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