【マチュア世代・初夏の装い】デザイナー・大橋利枝子さんの愛して止まない着物コレクション

グレイッシュコーディネート 着物

人をきれいに、シックに見せてくれるファッションを提案する 「フルーツ オブ ライフ」のデザイナ ー・大橋利枝子さん。実は「毎日でも着物で過ごしたいぐらい」というほど、大の着物好き。その中でもお気に入りの着物や帯、そして装いや選び方のコツを教えていただきました。

夏結城 大橋利枝子
羽織は夏結城。グレイッシュ なコーディネートが大橋利枝子さんらしい。小ぶりのバッグもモノトーンで統一した。

着物やお茶といった日本の伝統文化に憧れがあって、30歳のときに初めて着物を購入。着物好きの知人にお店に連れて行ってもらい、えんじ色の江戸小紋に、帯や襦袢など一揃いを買いました。

「どの方も2、3割はきれいになるんですよ。姿勢もすっとなって、素敵なものを着ているという自信がつくのだと思います。それは驚くくらいに変わるんです」

「啓(ひらく)」の帯作家・吉野啓二さんの帯。
長年憧れていた「啓(ひらく)」の帯作家・吉野啓二さんの帯。帯揚げはあえて着物と同系色にして、帯を引き立たせる。
「服部綴工房」の服部秀司さんによる、「朝焼け」
「服部綴工房」の服部秀司さんによる、「朝焼け」という名前の帯にお召を合わせて。帯締めも同系色の淡い紫色で。
フォーマルにも使える銀箔の帯 京友禅
こんな洒落た京友禅はなかなかない、と一目惚れ。フォーマルにも使える銀箔の帯でお茶事やパーティにも。
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上の写真はみな大橋利枝子さんの愛してやまない着物たち。昔から懇意の呉服店 「着物乃塩田」で誂えます。きりっとシンプルな江戸風が好みです。

「セール品とかに眼がいってしまうこともありますが、クウネル世代にはちゃんとしたいいものを買うことをお勧めします。信頼がおける呉服屋さんや先輩からのアドバイスが大切」

松原智仁さん、小川郁子さんの帯留
上は江戸切子作家・小川郁子さんのカットグラスの帯留。 右は銀細工の作家・松原智仁さんの作品。繊細です。
草履は京都の「一脇」
草履は京都の「一脇」のものに決め、自分の足に合わせて誂える。一日歩いても全く痛くならない。
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着物を着るとメイクやヘアにも気を遣うし、洋服に比べて所作もよりエレガントに。

「着ている人も、それを見る人も幸せな気持ちになれる、そんな多幸感、装う楽しさが着物にはあるんです」

写真/和田直美 取材・文/船山直子 再編集/久保田千晴

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