コーディネート紹介が毎回、大人気の〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの重信幸子さん。前回の「無難で楽な『黒』に逃げない!60代以降の春色7コーディネート」の記事も、大人がすぐに取り入れられるティップスが詰まっていると大好評。今回は、機能性だけを重視してしまいがちな夏の装いを爽やかにアップデートするコーディネートを教えてもらいました。
長袖ながらも、全身から涼し気な雰囲気を醸し出している重信さん。その秘密は、全身を白・グレー・ベージュの明るくも落ち着く色でまとめているから。
上の写真は、白をメインにグレーとベージュを差し色にしたコーディネート。ボーダーのシルク混コットンブラウスはGALERIE VIE、スカートはHOUSE OF LOTUS、ベージュの差し色が映えるバッグはCHRISTIAN PEAU、靴はCONVERSEのもの。
シルク混コットンなどの透け感や軽さのある素材のアイテムを選ぶのもポイントです。
全身を同色系でまとめると、一気にオシャレ感がアップ!カーディガンとパンツはカーキベージュ、ストールとスニーカーはグレーと白にすることで、全身3色で統一。ベージュの優しい雰囲気もありながら、夏を感じさせるカーキが爽やかさをプラスしてくれます。
黒のアイテムを着ても「黒に頼りすぎない」のが重信さんのすごいところ。ストール、カットソー、靴を黒にしながらも、スカートをグレーにすることで、全身が暗くならずに夏らしさがアップ。夏は、日焼け対策で全身真っ黒になりがちという方は、スカートだけでもグレーに変えてみませんか?
色をたくさん使いすぎずに、統一感を出すことが重信さんのコーディネートの秘訣。この日はトップスはライトグレー、スカートはネイビー・グレー・ブラウンの3色を使ったもの。トップスとスカートに共通したグレーが入ることで、涼し気なセットアップのような印象に仕上がっています。
「暑い」「日焼けしない」「快適さ」を重視しがちな夏のファッション。少し工夫をするだけで、大人だからこそできる、爽やかさを嗜むコーディネートが完成します。明日から取り入れてみませんか。
重信幸子さんInstagram:@komu0441