【賃貸・ヴィンテージマンション】『紀_siècle』ディレクター・宇佐見紀子さんの住まいを拝見!30年暮らしたパリで培った「フランス流」の部屋づくり。

アンティーク ロココ ミッドセンチュリー インダストリアル

アンティークの家具や、多国籍の民芸品がセンス良く飾られた宇佐見紀子さんのお家は、昭和のヴィンテージマンション。たくさんのものに囲まれつつもごちゃついて見えないのは、フランスで研ぎ澄まされた目利きの良さにありました。

宇佐見紀子さんは30年近くパリで暮らしていた人。やはりどこか日本的な部屋作りと離れた感覚が漂うよう。

パリ ヴィンテージマンション 
パリでは扉にしていた木材を天板、業務用収納箱を台に。古い着物を広げて周辺で仕事をすることも多い。天井高に合わなかった照明は天井の一角で休憩中。
アンティーク ロココ ミッドセンチュリー インダストリアル
食事をしたりくつろいだりのスペース。例えばチェアもロココ、ミッドセンチュリー、インダストリアルと多種が集合。
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「外国人ワク?かもしれないですね。フランスで培った感覚は強く持っているとは思います。ただ昔から、美しく古びていくものが好き。つい欲しくなってしまうんです。手に入れれば、できるだけしまわずに傍に置いて眺めていたい、単純な気持ち」

部屋にあった古いもの一式をコンテナに詰め東京へ戻ったのが5年前。「以前の家を知っている人は、パリにいるみたい、変わらないって言います」

コクトー リトグラフ 古信楽の壺
ワークスペースの窓の上には花器などをリズミカルにディスプレイ。コクトーのリトグラフとスペインの麦藁の牛が対話し、古信楽の壺に陽が差す。

「雑貨や洋服のバイヤーをしていたので、欧州、アメリカの色々なフェアや骨董マーケットにも足を運びましたし、帰国した頃は京都出張が多く、早起きして骨董市にも通いました」

フランス料理 パリ食器
友人たちにフランス料理を作ってほしいと言われること が多く、パリからの食器は大活躍。置き方も素敵。
ガラス製台座 ペーパーウエイト 南仏
かつて、南仏でベッドの脚の下に置かれていたガラス製の台座。ぺーパーウエイトにしたり、ただ眺めたり。
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フランスのニット工場で活躍していたボックスや、スペインの水車のバケツ、口縁をわざと欠いた室町時代の壺……ストーリーを聞くだけで楽しい!

「家の中をうろうろして、あれこれ物を入れ替えてみるんです。ものの数は限界なので自らを戒めつつです」と笑う宇佐見紀子さん。

好きを極めることで保つ秩序の中、さまざまな美が時を重ね生きています。

写真/加藤新作 取材・文/原 千香子 編集/原 千香子、河田実紀 再編集/久保田千晴

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