【松永加奈のフランス便り44】ニースの海は青かった。太陽がいっぱいの南仏レポート。

松永加奈さん ニース

在仏6年目の<クウネル・サロン>プレミアムメンバーの松永加奈さんのフランスレポート。現在、南仏・ニースに滞在中の松永さん。真っ青な海と空に、長引くロックダウンで縮こまった体と心がふわっとゆるんでいるようです。乾いた風と潮の香り、陽気な人々の気配、堪能してください。

ただいま、南仏ニースにいます。長く伸びるブルーの海岸線、輝く太陽、陽気な人々。そんな南フランスの街の様子をお届けします。

パリから飛行機で約1時間半。ニースはフランスの南東部、カンヌとモナコの真ん中あたりに位置しています。今回は所用で10日ほどの滞在になるため、友人の貸しアパートを借りて生活中。5月半ば現在、もちろんニースもロックダウン中で、多くのお店と文化施設が閉まっていますが、新鮮な食材や南仏名物のおいしいサンドイッチもあるし、何といっても青い海が最大のごちそう(心の)!…といっても過言ではありません。滞在先が港の近くなので、ちょっと歩けばそこには素敵なヨットも並んでいて「ああ、ここ南仏なんだわー」とマスク越しににやり。そういえばパリの外に出るのは、実に9カ月ぶりでした。

南の街には、一部だけが開く雨戸があります。日を遮りながら風が通る合理的なデザイン。

砂ではなく丸い石でできているニースの海岸。ごろごろ寝ころんだり泳いだり。浜辺からはコート・ダジュール空港を発着する飛行機が見えます。

マルシェの八百屋さんにはワイルドなレモンがいっぱい。色も形も大きさも、パリでは見ない南国感! レモンジュースでも作ってみようかな。

広く伸びるアルベール1世公園は地元の人たちの憩いの場。木の下でお昼寝する人、ピクニックする人、子供たちはアスレチックで元気いっぱい。

旧市街の坂道にある目を引く建物。グリーン×イエローが青い空に映えて、通るたびに足を止めて見上げています。

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黄色や赤のカラフルな壁にミントグリーンの窓、旧市街の細い路地の上では洗濯物がぱたぱた。パリの街にはないその光景は、まさにイタリア。ニースとイタリアは歴史的にも関わりが深く、建築や文化にも影響が出ているのだそう。確かに、あちこちからイタリア語が聴こえてきて、在ニースの友人によれば、使われる外国語は英語よりイタリア語の方が強いんだとか。人との距離感もパリよりもっと近い印象で、気さくでポップなムードに、ラテンを感じます。市街地は賑やかではあるものの、パリに比べると人々は焦らずのんびり。自然に囲まれた生活で、浜辺で寝ころび”いつものように”リラックスする地元の人がいたり、お昼を過ぎるとシエスタ(昼休憩)で一旦閉店するお店があるのも「そうだよね、休まないとね」と思わせるのどかさは、南仏ならではの魅力かも。

ジェラート屋さんがたくさんあるので、暑い日はついつい、暑くなくてもついつい…。

ニースも含む南フランスの海岸の総称「Côte d’Azur」(コート・ダジュール)は日本語で「紺碧の海岸」という意味。この景色は有名ですね。

サルヤ広場から海岸を臨むとこんな感じ。5月の初夏の太陽も、眩しさ全開です。パリから来ると、からりとしたこの爽やかさも眩しいー!

旧市街ではどの部屋も窓の外にロープが張られ、洗濯物が揺れています。日常の1コマなのに、かわいらしく見えるのが不思議。

海は深い深いブルー、あまりの美しさに吸い込まれそうです。海岸線の遊歩道にはベンチが伸び、日光浴しながら読書する人もよく見かけます。

滞在先の近くにある小さな港には電車の駅が。景色もいい港の周りは絶好のお散歩コース。クルーズの影には午前中だけ営業しているお魚屋さんも。

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ただいまレストランやカフェは着々とオープン準備中で、みんなが愛してやまないテラス席がもうすぐ登場します。ロックダウンの規制緩和を待つ、海外からの観光客もいっぱい。さらに活気に溢れたニースの夏が、もうすぐやって来ます。

サルヤ広場のマルシェは観光客の人気スポット。月曜には蚤の市が開催。今は地元の人と近郊からの旅行者が少しだけなので空いています。

規制緩和に向けてオープン準備中。パリと同じく飲食店は昨年の11月からクローズ状態でした。ニースのテラス席もいよいよ解禁。

迷路のような旧市街。賑わっている所もありますが、通りによってはまだ閉まっているお店が多く、独特の雰囲気を醸し出しています。

海からちょっと北に上がったマルシェのお魚屋さんの裏側には、おこぼれを狙うカモメがこんなに!あ、何かくわえて飛び立った!!

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