【松永加奈のフランス便り28】シェア旅第二弾!まだまだパリの名所を巡ります!

松永加奈さん パリ名所

観光客のいないパリを松永加奈さんが巡り、美しい景色をシェアしてくださるパリ散歩第二弾。リュクサンブール宮殿、チュイルリー公園……、やっぱりパリはどこを切り取っても絵になるのです!

第一弾:シェア旅!みんなの憧れ、パリの名所をご紹介します。

パリ市は山手線の内側くらいの広さと言われています。私が街歩きするのはその中心部というかなり狭い範囲ですが、歴史的建造物や公園、趣の違うアパートなどが並んでいるので、いつどこを切り取ってもいろいろな表情が楽しめます(但し、道が汚くて歩きにくい石畳も多いので足元には要注意)。

雪化粧のパレ・ロワイヤル。びしっと刈り込まれた並木と中世の柱廊が美しい庭園。どの季節も絵になる場所です。

リュクサンブール宮殿(現元老院)。広大な敷地は公園となっていて有名な彫刻もいっぱい。週末はチェス専用テーブルで熱戦が繰り広げられています。

チュイルリー公園には中央に並木を増設中(こちらは完成予想図)。ヴェルサイユ宮殿の庭園を設計した造園師ル・ノートルが17世紀に手がけた、シンメトリーなフランス式庭園です。

ドラクロワの壁画や世界最大級といわれるパイプオルガンも有名なサン・シュルピュス教会。ノートルダム大聖堂に次ぐ大きさで「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台にもなっています。

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ルーブル美術館の北側に建つ、王宮だったパレ・ロワイヤル。今は文化省などが入り、中庭と柱廊は一般に開放されて市民の憩いの場に。フランス人は屋外が大好きなので、公園は季節を問わず(よほど寒くなければ)人で溢れています。チュイルリーやリュクサンブールのような、元は宮殿の庭だった場所には、噴水とたくさんの彫刻がお約束。さながら絵画のような景色が広がります。

「かつては…」と冠が付く建物が多いパリ。オルセー美術館の大きな時計やアーチ形の天井は、かつて鉄道駅舎だったことを思わせます。1900年のパリ万博のために建てられたグラン・パレとプティ・パレは、今は展示会場や美術館に。負傷兵の看護施設だったアンヴァリッドは、ナポレオンの墓所や軍事関係施設、博物館として引き継がれています。こういった文化施設は一部修復してあるものの、その姿はほぼ当時のまま。荘厳で美しいのですが、あちこちから「歴史の圧」がどーんと感じられて、改めて見ながら歩くとちょっと疲れるほどです…。

パリ万博に合わせて造られたアレクサンドル三世橋。橋は広く、装飾から何からとにかくゴージャス。橋の上はフォトスポットで人気です。

雪の中のアンヴァリッドを建物の北側から。国賓は必ずここを通過して道には国旗が掲げられるという重要スポットですが、普段はこんな感じ。

セーヌ沿いに建つオルセー美術館。駅舎だったことを想像しながら見ると、確かに美術館ぽくない(?)大きな扉が並んでいます。

グラン・パレの向かいに建つプティ・パレ。「Petit(プティ)」といいながらもそんなに小さくはありません。そして入り口はとっても豪華。

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大きな増改築はせず、新しい建物も滅多に登場しないパリですが、ただいま数か所で大がかりな工事が行われています。チュイルリー公園は並木道を増設し、2年前に火災が起きたノートルダム大聖堂では焼失部分を再築中。また、2024年のパリ・オリンピックに向けてグラン・パレが改装中のため、エッフェル塔前に「仮設グラン・パレ」が建設されています。こちらはもうすぐ完成(予定)。2024年までの各種イベント会場、またオリンピック本番でも柔道などの競技会場になるそう。期間限定でこちらも新名所になるかも?

グラン・パレ。展示会場と美術館が入っていますが、現在はリニューアル工事中。新たな施設が入り、パリ・オリンピックでは競技会場に。

ノートルダム大聖堂。周辺の整備が終わりかなり近づけるようになりました。美しい鐘の音が鳴ることもなく、しんとしていますがやはりすごい存在感。

大聖堂をセーヌ側から。パイプオルガンは焼失を免れましたが、すべてのパイプ内部の清掃に膨大な時間がかかるそう。再築と修復、大変な作業です。

エッフェル塔のふもと、シャンドマルス公園で急ピッチの工事が進む「仮設グラン・パレ」。かなり大きな施設で見慣れた景色が一変。近所の人たちも食い入るように作業を見学しています。

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