全ての物に住所を。『無印良品』のツールを駆使した、整理収納アドバイザーのキッチン収納

青木美詠子さんの家のウッドキッチン

〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー・青木美詠子さんに収納のコツを教わる連載。今回のテーマは、台所のシンク下の整理収納について。

細かなところもステンレス製にこだわりました

今回は、台所のシンク下の整理収納です。このシステムキッチンは家を建てる時に『遠山製作所』にオーダーしたもの。夫が化学物質に敏感で、一般的なショールームのシステムキッチン(建材や内部の接着剤など)に反応してしまったので、内部までステンレスだけでできたものをネットで探しました。

こちらの製作所を見つけて依頼し、これまで7年間、何の問題もなく質実剛健です。そして大手メーカーにオーダーするより、リーズナブルだと思います。

手持ちの『無印良品』アイテムがシンデレラフィット

下の写真はカトラリー用に、ひとつだけつくった引き出し。開閉もずっとスムーズです。内部には前のマンションでも使っていた『無印良品』の〈PP整理ボックス2〉や〈PPメイクボックス・1/2〉など。組み合わせたら、偶然ほぼぴったりでした。

よく使う物を手前に入れ、奥に行くほど使用頻度の低い物を。内部は投げ込み式です。たまに全部出して、ずっと使ってない物を処分したり、容器を消毒用エタノールで拭いたりしています。

シンク下の引き出しにカトラリーが収納されている
右端はメラミンスポンジ。容器が動かないようにかませ、隙間にワインの栓を。埋もれやすいワインオープナー(右下)などは、さらに入れ子にしてみました。菜箸は容器の端にかけて浮かせ、パッと取れるように。

調味料すべてに住所をつける

次は、コンロ下の収納です。調味料やお酒(お酒はもっと低温の場所がよさそうですが)。最もよく使う油と塩を、手前の低い『無印良品』〈PPメイクボックス〉に、紙を敷いて入れています。入れるスペースが定まっているので「取る、戻す」が、ノーストレス。

シンク下の空間に調味料が収納されている
以前赤ワインを倒してしまったことから、開封したお酒も背の高い同ボックスに。不安定さがなくなり、主に飲んでいる夫でも出し入れしやすそう。

次は、その右スペース。オーダーでは引き出しのほうが予算が高くなるので、扉形式にし、前のマンションでも使っていたステンレス製ワゴンを入れ込むことにしました。前に引き出せます。

が、一般的なシステムキッチンの引き出しのほうが、大容量収納で奥まで見渡せるので、やはり引き出しをつくっておけば……と少し後悔。でも家づくりの際には、予算を抑えたかったのでしょうがないことです。

『無印良品』の商品を駆使して綺麗に整頓されているシンク下
左の『無印良品』の<PP追加用ストッカー・深型>は、余っていたので入れ込んでみたもの。調味料のストックを。

湿気と汚れを避ける収納

その隣のシンク下です。こちらも同じくワゴンを入れて。右のものだけ、買い足しました。

シンク下が綺麗に整頓されている
真ん中に柱があるので、その奥にはあまり使わない鍋の蓋や、金だらいを。手前にはポリ袋、重曹など。柱の横から取れます。
『無印良品』の<PPスタンドファイルボックス>に蓋が入っている
奥にある蓋は、『無印良品』の<PPスタンドファイルボックス>に入れて。
シンク下が綺麗に整頓されている
土鍋は乾かしてから収納しますが、より鍋底を乾燥させておきたく、薄いバットをかまして下に隙間を。包丁は扉裏に(カバーは外して掃除可能)。
シンク下が綺麗に整頓されている
その下の段。たいていコンロやカウンターにある上の鍋ですが、お客さまの時などは収納(上下ともビタクラフト)。
シンク下に空き瓶が綺麗に整頓されている
空き瓶はここに入るだけ。でももう少し減らせば、別の物が収納できるな、とも考え中。
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こうして自分の収納を見てみると、私は扉の中にしまう物については、湿気と汚れをかなり避けたいのだと思います。カビなどにつながらないように。油っ気のあるフライパンも、どうしても収納する気持ちになれないので、コンロの端に置いています(そう設計しました)。

よく使うボウルとザルも、後ろのオープン棚に(また次回)。鍋もカラッと乾くまではカウンターに置いているので結局、大容量の引き出しじゃなく、今くらいの収納でよかったのかもしれません。

この収納の中で心掛けているのは、パッと一発で取れるよう、鍋など少なくすること。どんな収納スタイルにせよ、きっちり詰まっていたり、重ねすぎていたら、使いやすさは半減してしまいますよね。

アイテムを少し絞って、その周りに空間をつくってみると、サッと取りやすく、戻しやすくなるはず。料理のいいリズムも生まれるんじゃないでしょうか。

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