自宅で過ごす時間が増えたいま、居心地の良い場所づくりは、多くの方が求めていることです。須藤まどかさんが「居心地よい部屋づくり」でポイントにしていらっしゃるのはたっぷりの植物。グリーンに囲まれた生き生きとしたインテリアを紹介します。
昭和モダンな木造家屋に、北欧の家具とアート、そしてさまざまな植物。そんな楽しい家に暮らしているのは、須藤まどかさん一家。
「キッチン以外のインテリアと、この植物たちは夫の趣味なんです。毎朝、 約1時間の手入れや水やりも、夫が嬉々としてやっています。晴れた日に差し込む朝日に映えるグリーンがきれいなので、植物は私も大好きです。『育てられるアートのような感じ』と夫は言いますが、日に日に変わっていく様子を見られるのが魅力ですね」と、まどかさんも植物と共存する生活を、夫と一緒に楽しんでいます。
リビングだけでも約30種類のグリーンですが、別室にも養生中の鉢が控 えていて、今後も増殖しそうです。
すとうまどか
都内の閑静な住宅街の一軒家に、フォトグラファーの夫と9歳の息子、6歳の娘と暮らす。3年前にこの中古住宅に転居した際は、キッチンのリノベーションなどのハード面はまどかさんが担当したが、インテリアなどのソフト面には主に夫の趣味が反映されている。
ku:nel 2021年7月号記載
写真 須藤敬一 取材・文 黒澤弥生
●暮らしのこと、その他いろいろ
◎【居心地の良いインテリア①】『アズノゥアズ』浅見英理さんが母から引き継いだ庭。