【住まいと暮らしvol.50】雑貨を通して好きなことに邁進する、北海道と東京の二拠点生活ー木下えりさん

自宅敷地内に立つ、雑貨のお店「Aujourdʼhui」。2014年9月にオールセルフビルドによって竣工したそう。

雑貨屋に併設したカフェ『café時々』は、2023年にスタート。「こちらも夫によるセルフビルド。カフェは週末のみで、夫を中心に営業しています」

自宅とお店、カフェに3つの薪ストーブを所有。「家を建てるときは、きっとお客さんが遊びにきたときにつける程度だろうと思っていましたが、薪ストーブの暖かさを知ってしまい、できるだけつける生活をしています。初めの頃は、家の中に火があることが不思議でした」

カゴが好きだという木下さん。「店でもたくさん取り扱っていますが、家の中にも私物のカゴがたくさん。先日、カゴを収納するための棚を夫につけてもらいました」

愛猫のノアさん。「2021年よりわが家にやってきて、今ではかけがえのない家族の一人(一匹)。まるで人間だと思っていそうなぐらい、表現や表情で考えていることが伝わってきます」

吹抜けのため梁があり、ノアさんの遊び場に。「有効活用はできないものかとずっと考えていたのですが、ちょうどいいキャットウォークになりました」

息子さんが描いたという、愛猫ノアさんの絵。「イラストがかわいくて、ポストカードとTシャツとラグにしました。ポストカードとTシャツは、お店で販売しています」

Tシャツをシルクスクリーンに刷るときに、試し刷りをした紙をフレームに入れて飾って。まるでポスターのようで気に入っているそう。

夏の家からの景色。「まるでキャンプ場のようです(笑)。リビングと同じ大きさのウッドデッキも、夫によるセルフビルドです」

こちらは冬の風景。「リビングからお店がよく見えます。冬はスキー場の真ん中にいるみたいです」

お店で販売している「Pebble Ceramic Design Studio」の器。「自家製のアスパラにちょうど良いサイズ。欠けてしまったのですが、自分で金継ぎを施しました」

ディルは自家製。「必要になってスーパーに探しに行っても、どこにも売っておらず、それならば育ててしまおうと思いました」

ビーツのスープ。「ビーツも探すとなかなか売っておらず、義理の母の畑で作ってもらったものをスープに使用しています。玉ねぎ、じゃがいもなどは北海道に来てからほぼ買ったことがなく、義母が育てたもので過ごせています」

庭のスモークツリー。「以前からスモークツリーが好きで、移住してすぐに庭に植えたので10年以上経ちます。今では売ってほしいと言われるほど、立派になりました」

移住前に住んでいた都内に小さなお部屋を借りて、昨年から二拠点生活をスタート。「友人も、通い慣れたお店もあり、懐かしくも新鮮な気持ちで過ごしています。生活に必要なものは、取り扱うお店の商品でほとんど揃いました」

部屋やごはん、お気に入りの道具たちを本人撮影の写真で見せていただき、バトンを繋いでいくリレー連載。前回の古川敬美さんのバトンを受けてご登場いただくのは、雑貨 ...[続きを読む]

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