【矢野トシコさんのおしゃれな部屋/後編】静かながら温もりのある、 和の空間でおもてなし

矢野さんアイキャッチ

お気に入りに囲まれてワクワクしたり、家族や友人と心豊かな時間を過ごしたり。 自分なりに心地よく暮らすための部屋作りについて、日々を素敵に楽しむ女性たちを取材。 前編に引き続き、矢野トシコさんの住まいの工夫や暮らしぶりをお届けします。


矢野さんの暮らしを豊かにする内の一つに、和のたしなみがあります


玄関の正面の窓には障子があります
玄関の正面の窓には障子を入れ、観葉植物を飾ります。 右手はリビング、左に行くと和室へつながる廊下に。

音楽と友人との食事のほかに、もうひとつ。矢野さんの暮らしを豊かにしているのが和のたしなみ、着物と茶道です。40代からはじめた茶道は実に30年以上。引っ越しから2年ほど経ったころ、建築士である甥に相談して茶室をしつらえます。

静謐さと温かみが漂う空気はそこにいるだけで心が落ち着き、整ってくるよう。

「窓から中庭が見えて春は新緑を、秋は紅葉を眺めることができるんです。 冬に雪が降ると、雪景色も楽しめて」 と、四季の美しさを味わえるなんとも 贅沢な空間です。

さらに甥からのアドバイスで玄関にもひと工夫。ドアを開けた正面の窓をリフォームして障子を入れ、和の雰囲気を演出。廊下、茶室へと和の趣きでつながる空間はお茶会に招いたお客さまからも評判です。

リフォームし茶屋と変身しました
もともとは5畳の洋室を床上げして炉を切り、つつましやかな雰囲気の茶室へとリフォーム。やわらかく穏やかな灯りに包まれて。

「この玄関の障子に使っている木の枠と同じものを、茶室のエアコンの目隠しにして統一したり、茶室の窓辺の上から温かい灯りがこぼれるようにするなど、甥がいろいろとアイデアを考えてくれました」

矢野さんの茶道具の一部
茶道具の一部を拝見。手前は和田美之助造の渦の釜、奥は友人から譲り受けた萩の水差しと、仕覆に入った茶入は茶道の先生の祖父・鈍阿作のもの。

出張や長時間の撮影もあるハードなヘア&メイクの仕事をこなし、家では趣味の時間と大事なものに囲まれて暮らす。メリハリのある生活が矢野さんのパワーを支えているのでしょう。

都心ながら周りに畑も多い今の家は「露地栽培の旬で新鮮な野菜や花が手に入る。この環境も暮らしの楽しみを広げてくれているひとつですね」。

\他にも素敵なスポットが/ 

木梨憲武さんからいただいたという絵
玄関の棚にはタレントの木梨憲武さんからいただいた絵と季節の花を。春の訪れを感じる白いチューリップ。
中庭の風情ある景色
中庭の風情ある景色がお気に入り。これからの季節、暖かくなるにつれてグ リーンが色濃く変わるのも楽しみ。
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『クウネル』5月号掲載

写真/加藤新作&奥田一平(クリスさん)、取材・文/薄葉亜希子(矢野さん、伊藤さん)、 原 千香子(宇佐見さん)、間中美希子(クリスさん)、編集/原 千香子&河田実紀

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