〈韓国・ソウルのおしゃれホテル3選〉高級ホテルや韓屋リノベホテルなど最旬をレポ

11月中旬。4泊5日で、初めての韓国ソウルへ訪れたアーティスト片山優子さん。おすすめのショップや美術館、カフェなど、充実した旅を全3回でレポートしていただきます。今回は、片山さんが宿泊した素敵なホテルから。

気の置けない友人夫婦2組と一緒に、11月21〜25日まで4泊5日の韓国旅に。私は初めての韓国でした。

ファッションも楽しめて、アートの分野でも興味深い企画展が開催されているということで、楽しみにしていました。

周りには「韓国に4泊も?」と言われたのですが、慌てることなく、じっくり見たいところでは十分に時間を確保することができて大満足。

2回目のピーチ航空で。関空7時40分発、仁川空港9時45分着。

まず今回の記事では、今回の旅で宿泊したホテルのお話を。

ホテル選びは、いつも抜群のセンスを発揮してくれる『あちゃちゅむ』のしんやまさこさんが担当。王道ではなく、個性的なホテルを選んでくれます。

プールが素敵な高級ブティックホテル「アナンティ アット 江南」

事前に「ホテルにプールがあるから水着を用意!」と、ホテルを予約してくれたまさこちゃんから連絡が。一体どんなホテルか?!と調べてみたら、韓国らしさはないけれど、グレードが高く、楽しみにしていたホテル。

遊び疲れて、夕刻チェックイン。レンガ造りで重厚な感じだけれど、天井が高くてたっぷり自然光が入っています。どうやら中世の修道院をモチーフにしているらしい。

お部屋が楽しみになるフロントやロビー、廊下などの共有スペース。

さぁ、私たちのお部屋に到着。ドアを開け、シューズを脱いで(玄関のような設えです)、すぐ右を向くとバスルーム!広くて美しい。

お部屋はこんな感じ。1階にはテーブルやソファがあり、リビングのようになっています。

メゾネットになっていて、階段を上がるとベッドルームがあります。

廊下や客室は木材が多く、コーナーは柔らかいカーブで優しいラインを表現されていました。また天井などに反映されるライトも、カーブだからこそ生み出される光で、上品さを感じました。

疲れを知らない私たちは、楽しみにしていたプールへ。屋外と屋内の2種類のプールがあります。屋内プールには、1時間くらい滞在しました。

私はもう10何年も泳いでない!ここで年齢の差がはっきりと出ちゃいますが、平泳で30mくらいは泳ぎましたよ。

こちらは屋外プール。さすがに寒そうです。

屋内プールです。

夜、百貨店で食事をテイクアウトして、お部屋で食べていると…。みんながサプライズで71歳の誕生日を祝ってくれました。思い出深い1日に。

今回の旅の最終ホテルだったのですが、いいクライマックスを迎えることができました。

乾杯しながらおしゃべりしてると、いきなり真っ暗に。全員で行動していたのにいつケーキとプレゼントを用意してくれたのか…。

ちょっとしたサプライズが幸せな私です。

みんなからいただいたエルメスのギフト。部屋ともマッチしていました。

Ananti at Gangnam|アナンティ アット 江南

Instagram:@ananti.hotels

韓屋をリノベーションした1棟貸し宿「ノスタルジア ヒドゥン ジェ」

北村韓屋村にあるホテル。韓国の伝統的な建築様式の家屋「韓屋(ハノク)」をリノベーションしています。全部で5棟の韓屋があり、1棟貸しのホテルです。

韓国デザインも満喫できて尚かつ個性的。6名まで宿泊できるので、5人旅の私たちに最適な部屋の間取りだと思い、楽しみにしていました。

最初にウェルカムセンターでチェックイン。私たちが宿泊するのは、防空壕を洞窟にリノベーションしている「Hidden齋」です。5棟それぞれに特徴があります。

北村韓屋村の地区は伝統的な家屋が多く残されていて、新旧のミュージアムもたくさんありました。

ウェルカムセンターから徒歩4分ほど。坂を上がっていくと、ずっしりとした木製の扉を発見。中を想像して思わず皆んな興奮気味。

扉を開けていざ中に!

広々としていて、お庭も素敵です。

私たちが泊まる「Hidden齋」には、白い洞窟のような不思議な空間があり、中に入ると音楽が鳴っています。もともと防空壕として使用されていたらしく、音も格別。

私たちは(女子チームですが)アイドルごっこしたりショートムービーを撮ったり、笑い声が歌ってるようにまろやかに響き渡る空間で楽しみました。

神秘的な空間です。

大きいダイニングテーブルがあり、お茶を飲んだり、朝食には美味しいパンを買ってきて食べたり。一堂に集まれるので、ホテルというより友人のお家に招かれてるような心地よさです。

広々としたダイニングテーブル。

キッチン。冷蔵庫も完備です。

お茶のセットも備え付けられてて、ダイニングテーブルで楽しみました。

ベットルームは母屋の端と端にあり、それぞれ洗面とトイレも備えられています。

プライベートな空間もしっかり確保されています。

別棟にお風呂を発見。初日から2泊滞在しましたが、毎晩ホテルに帰ってきて、女子3人で1時間くらいお風呂時間。50代、もう少しで60代、70代のトークに花が咲きました。

女子3人でゆっくりお風呂に浸かり、その後は爆睡しました。

あっという間に2泊3日が終了。宿泊最終日もすっきり目覚める私たち。トイレも洗面台も各々のベットルームにあるので、ストレスフリーでした。

チェックアウトの朝。母屋のリビングで外から庭から撮ってもらいました。

旅の初日からここに2泊したのですが、楽しいひと時だった。6名まで宿泊できるので、家族や仲のいい方々との旅にはおすすめです。

スタッフのフランス人のMaximeさん。冗談を投げかけてくれるユニークな方でした。

Nostalgia Hidden Jae|ノスタルジア ヒドゥン ジェ

好立地でカジュアル使いにおすすめ「ボコ ソウル 江南」

2軒目に宿泊したキレイなホテルです。便利な江南エリアにあり、使い勝手もよく、1人旅にもおすすめだと思いました。

客室は青の壁が基調になっていて、ベッドルームもバスルームもシンプル。滞在しやすかったです。

ラッキーだったのは私たちのお部屋の横に、とても広いフリースペースがあったこと。テーブルやイスが設置されていて、キッチンの設備も!

夜にここに集まり、みんなで色々なことを語り明かすことができて楽しかったです。

voco Seoul Gangnam|ボコソウル江南

(番外編)2日目の夜、アワビのおいしいお店へ。

5人でたらふくアワビ料理をたくさん食べて、マッコリを飲んでも13万5,000ウォン!

韓国旅はまだまだ続きます。次回は、旅のメインである「漢方ヘッドスパ」やショップなどをご紹介します。お楽しみに。

※11月中旬に撮影されたものです

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この記事の
プレミアムメンバー

片山優子

ボタンを用いて、想像を超えるコンテンポラリーアートジュエリーを制作するアーティスト。さまざまな年代と背景のボタンを用い、新たに愛と想いを吹き込むことで力強くも美しい作品を生み出す。CHANEL「ベストサヴォアフェール」にも選ばれた経歴を持ち、国内外でも注目を集めて幅広く活動している。
Instagram:@yuukokatayama

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