熱海旅行のマスト。良縁を引き寄せる！超パワースポットと地元民おすすめコスパ最強イタリアン

学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー石黒美穂子さん。東京から新幹線で40分の観光地・熱海のパワースポットをレポートしてくれました。

関東屈指のパワースポット

熱海の温活系 SPA SALON『かずり』でデトックスした後は以前から気になっていたパワースポット『來宮神社』に向かいました。

入り口には境内マップが置いてあり、お参りの手順についてイラスト付きで丁寧に描かれています。昨今はインバウンドの外国人観光客も多く、英語版は神社のお参りに慣れていない人にも分かりやすいと好評なんだとか。

鳥居の前で軽く一礼してから参道を進みます。境内マップには「参道の中央は神様の通る道なのでなるべく端を歩きましょう。」と。

境内マップの他に来宮エリアの散策に便利な「ぶらりMap 結びの道」も一緒に設置されています。

鳥居の前には JR伊東線が通っています。時代を感じる小さなトンネルはジブリの映画に出てきそうな雰囲気。

本殿でのお参りの後におみくじを引くと『吉』。数種類のおみくじがあり、参拝者の好みに合わせて選べます。

樹齢二千百年越えの御神木にパワーをもらう

パワースポットとして有名な大楠は本殿の裏手にあり、心に願いを秘めながら１周すると願いが叶う心願成就や幹を一周廻ると寿命が1年延命する健康長寿の言い伝えがあり、多くの人で賑わっています。

大楠を上から眺めて欲しいと作られた展望スポットのような『紡來の縁』は木漏れ日が降り注ぎ、大楠がより近くに感じられるスピリチュアルな空気感が漂っていました。

樹齢二千百年越えの立派な御神木は周囲 23.9mもあり、心願成就しながら廻りました。大楠の裏側には小さな小川が流れていて、せせらぎの音が心地よくマイナスイオンも。

『紡來の縁』にはスマホを置いて撮影できるスタンドが用意されていて、カップルが仲睦まじく撮影していました。ここから見ると龍のような光が写ることがあるんだとか。

日没〜23時までライトアップされている大楠。ムード満点で神秘的です。（写真提供：來宮神社）

カフェも充実しています

参集殿にある『茶寮報鼓』はおしゃれな雰囲気のカフェ。コーヒーやサイダーなどドリンクメニューが充実していて、迷いましたが柑橘系好きとしては見逃せず静岡産100％の「みかんフロート」と名物の「麦こがし饅頭」を頂くことに。みかんフロートには熱海特産の橙（だいだい）のシャーベットが使われていて、とっても爽やか。

カフェメニューは神様のお供え物の橙や麦こがしなどにインスピレーションを得て作られているそうです。オリジナリティーのあるメニューは魅力的なものが多く、神社のお休み処とは思えないクオリティーの高さ。

可愛い結び絵柄のカップがフォトジェニック。ハートのストローはカップルや若い参拝客に喜ばれているそうです。

おしゃれな外観の「茶寮報鼓」。他にもタイプの違うお休み処が２箇所あり、クラフトビールのある「楠の香」や好きな抹茶茶碗を選んで飲める「茶寮五色の杜」と気分に合わせて選べます。

香ばしい香りの麦こがしを使った「麦こがし饅頭」はホッとする懐かしい味。幅広い客層に好まれていて、お土産に購入する参拝者も多いそうです。

カフェで涼んだ後は家族のお土産にお守りをと見てみるとその種類の多さにビックリ。飲酒による災難から身を守る「酒難除守」や浮気虫や賭博虫といった凶虫除けの「邪虫除け守り」といった珍しいものも多く、様々なアイデアが散りばめられていて、楽しみながら参拝できる來宮神社。熱海旅行の際は是非、立ち寄ってほしいスポットです。