【おとなの極上旅】お城とお蕎麦と温泉と。ゆるりと楽しむ1泊2日松本の旅
日常から離れた景色の中で、おいしいものを食べて、町を散策して、大きなお風呂で足を伸ばして……。忙しない日々を頑張る自分たちへ、そんなご褒美時間を!という話が友人たちと盛り上がり、1泊2日の旅行へ出かけてきました。
目 次
到着したら、まずはお蕎麦で旅気分
旅の目的地は、以前「大人の遠足にピッタリな松本」や「クラフトフェアまつもと」でご紹介した、私の実家がある長野県松本市。都内から車で3時間という1泊2日に程よい距離感と、友人たちからのリクエストで旅先に決定。私にとっては地元ですが、ホテル宿泊や名所めぐりなど、帰省とは別の過ごし方が楽しめる良い機会になりました。
今回は「名物と温泉とお城」でゆっくり過ごす、詰め込みすぎない大人の旅が目標です。1日目はドライブで山並みを楽しみつつ、休憩を挟んで昼過ぎに松本へ到着。ぺこぺこなお腹を満たすため、まずは蕎麦屋『榑木野 松本駅舎店』へ。
こちらのお店は味はもちろん、通し営業で時間を気にせず利用しやすいのが魅力。爽やかな香りとのど越しのいい美味しいお蕎麦に舌鼓を打ち、旧駅舎の表札前で記念撮影をして、旅気分をぐいっと上げました。
榑木野 松本駅舎店
夜は地酒でご当地グルメ、お城もぶらり
浅間温泉 ホテル玉之湯
卯屋(うさぎや)
昼の猛暑から一転、湿度が低い松本は、日が落ちると一気に過ごしやすくなります。夕飯の時間が早かったので、食後は歩いて10分ほどの松本城へぶらり。ライトアップされた外壁の黒漆が暗闇に浮かび上がる様子を存分に眺め、帰りも路線バスを使ってホテルへ戻り、温泉に浸かってぐっすりと休みました。
お土産に地元名産とかわいい文房具を
2日目は温泉の醍醐味、朝風呂からスタート。すっきりしたところで、楽しみにしていたホテル名物「元気になれる朝ごはん」を。田舎味噌汁は温めながらいただくスタイルで、焼き物もほかほか、手の込んだ小鉢は発酵食品なども入り工夫がいっぱい。評判通りの美味しさであっという間に全員完食。ごちそうさまでした。
手紙舎 文箱
きのこたっぷりの田舎蕎麦を食べたら、いざお城へ
心ときめくお買い物のあとは、以前もご紹介した手打ちそば『たきざわ』でランチ。こちらに来たら、やはりきのこ蕎麦は欠かせません。きのこ採り名人のご主人による選りすぐりのきのこと、打ち立ての香り高い田舎蕎麦のコラボは絶品。前日から二食目の蕎麦で、名物食べ比べも完了です。
手打ちそば たきざわ
陽射しが照り付ける中、目指すのは松本城。前夜に外から眺めた天守閣へ登ります。天守はすべて階段でつながっていて、中には最高傾斜61度という超急斜面も。そのスリリングな階段をひたすら登って辿り着く最上階からは、遠くの山までが一望できます。
城主の御座処をはじめ、各階の築城技術など、場内は見どころも満載。但し、階段の登り下りはすべて自力なので、入城の際はぜひ動きやすい服装と万全の体調で!
ジェラートと井戸水で涼をとりながら街歩き。パワースポットも
城内の上り下りを終えて若干足を震わせながら、個性豊かなお店が軒を連ねる「なわて通り商店街』を散策、途中「四柱神社」へ立ち寄りお参りを。商店街では『マウント デザート アイランド アイスクリーム』のアメリカンクラフトアイスでクールダウン。