買い物に行くのは億劫。冷蔵庫の中もほとんど空……。そんなときに、頼りになるのが瓶詰めと缶詰。今回はフードスタイリスト兼飲食店店主として活躍されている、川崎万里さんにお話を伺いました。川崎さんが作っているというツナ缶を使ったレシピは、簡単なのに栄養満点で大満足間違いなしです。お家にある缶詰はアレンジするとごちそうに大変身。ぜひお試しください。
納豆と合わせてヘルシーな麺料理に。
手をかけたくないときの定番もので、いかに簡単にするかを追求した一品。ツナと納豆は相性がいいんですよね」。麺は1分ほどで茹でられるグルテンフリーの玄米麺を愛用。「普通のパスタやうどんにもマッチ。大葉や海苔のトッピングもおすすめです」
ツナと納豆のまぜ麺
●材料(1人分)
ツナ缶…1缶(140g)
小粒納豆…1カップ(30g)
玄米麺…1袋(100g)
醤油…小さじ2
小ねぎ…適量
●作り方
1)納豆に小さじ1の醤油を入れてよくかき混ぜる。
2) 麺を茹でてザルにあげ、小さじ1の醤油をまぶす。
3)皿に麺、オイルごとのツナ、納豆をのせて小ねぎを散らし、よく混ぜていただく。
国産のさば缶は丁寧に内臓の処理をしているので臭みもほぼありません。さば缶、ツナ缶ともに食塩不使用のものが出ていて、塩分を控えたい人にもいいですね」と、話すのは缶詰料理研究家・黒瀬佐紀子さん。缶詰には味のベースがついているので、複雑なレシピは不要。冷蔵庫をのぞいて組み合わせるものを決めたら、早速、アレンジを楽しんでみませんか。
川崎万里/かわさきまり
フードスタイリスト、飲食店店主
野菜がおいしい創作料理の店『箱庭』(東京・赤坂)を経営。日本酒と自然派ワイン好きのフードスタイリストとしても知られる。
『ku:nel』2021年11月号掲載
写真/小出和弘 取材・文/石毛幸子
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