アナウンサー・渡辺真理さんがリピート。東京で買える揚げたてサーターアンダギーなど【買って正解/地元菓子】

各地の名産品や地域の特色を反映した素朴なお菓子をご紹介。
お土産の定番から隠れた名品まで、アンテナショップマニアが推薦するとっておきのおやつを発表します。
何度もリピートしてしまう、 素材を活かした素朴なおやつ。

〈もちもち三角バター餅〉/『みうら庵』 秋田ふるさと館(東京・有楽町)
『みうら庵』の〈もちもち三角バター餅〉
北秋田で40年以上の歴史がある郷土菓子。水に一晩浸したもち米とたっぷりのバターがふわふわの食感を実現。「〈みうら庵〉の三浦ナミさんによる手作り。ほんのり甘くてもっちりとした食感が本当においしい。時間が経っても固くならないのも魅力」。(6個入り)¥600

〈田野屋塩二郎 シューラスク〉/『スウィーツ』 まるごと高知(東京・銀座)
『スウィーツ』の〈田野屋塩二郎 シューラスク〉
希少な完全天日塩を使い手作業で丁寧に炊き上げた塩から生まれた塩キャラメルを濃厚に絡めた、口溶けのよいシューラスク。「塩職人『田野屋塩二郎』の完全天日塩が使われていて、甘じょっぱさがたまらない。サクサクの食感もいいんです」。カップタイプ¥648

〈カニビーバー〉/『北陸製菓』 八重洲いしかわテラス
『北陸製菓』の〈カニビーバー〉
「北陸産ズワイガニエキスを使用していて、スナック菓子なのにカニ味噌のような香りがします。昆布の味わいも濃厚。もちろん北陸産もち米100%!」。北陸のソウルフードとも呼ばれている、サクサク軽い食感の揚げあられ。白えび、あおさ塩など北陸らしいフレーバーも。
\私のおすすめ/

松本純子/まつもと・じゅんこ
公務員として働きながら休日は産地へ出向き作り手の声を届けることをライフワークとしている。新聞連載やローカルメディアを中心に寄稿多数。Instagram:@matsujun.maff
思い出ごと大切にしたい、 各地で出会った印象深い味。

〈サーターアンダギー〉/『パーラー』 銀座わしたショップ本店
『パーラー』の〈サーターアンダギー〉
店内奥のパーラーで揚げたてを提供。プレーン、黒糖、コーヒーなど種類も豊富。「沖縄でしか買えない揚げたてのサーターアンダギーが東京で買えるなんて!自分のおやつに、撮影現場への差し入れにと、ちょこちょこ購入しています」。1個¥180

〈ままどおる〉/『三万石』 日本橋ふくしま館 MIDETTE
『三万石』の〈ままどおる〉
バターを使った生地でミルク味の餡を包み込んだロングセラー。「坂本龍一さん率いる東北ユースオーケストラ公演で東日本大震災以来、毎年東北に通う中、福島駅で見つけました。このおいしさを求めて日本橋に行くと購入しています」。(5個)¥675

〈一六タルト「柚子」〉/『一六本舗』 香川・愛媛せとうち旬彩館 (東京・新橋)
『一六本舗』の〈一六タルト「柚子」〉
「全国各地をドライブする番組を担当していたのですが、その地域特有のお土産を買って帰ることが楽しみのひとつでした。松山で出会った一六タルトは間違いのないおいしさ!」。愛媛県産の柚子を使用したこし餡をやわらかな生地で巻いた銘菓。¥1,058
\私のおすすめ/

渡辺真理/わたなべ・まり
大学卒業後アナウンサーとしてTBSに入社。『筑紫哲也NEWS23』などの看板番組を担当した後、フリーランスに。お菓子好きとしても知られ『ほぼ日刊イトイ新聞』で連載を執筆。
『クウネル』2025年1月号掲載 写真/加藤新作、スタイリング/今田愛、取材・文 /吾妻枝里子
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『クウネル』NO.130掲載
買って「正解」だったもの
- 発売日 : 2024年11月20日
- 価格 : 1000円 (税込)