ごはんづくりの救世主4連発!コウケンテツさんの究極の唐揚げ、野菜炒め、カレーレシピ公開

これまで〈クウネル・サロン〉でご紹介した記事の中から、8月に読みたい記事をピックアップしました。
※『ku:nel』2016年7月号掲載

料理研究家のコウケンテツさん。誰もが食べたことがある定番メニューを、ちょっとしたコツだけで格段に美味しくするコウさんのレシピは、老若男女問わず大人気。〈クウネル・サロン〉ではこれまで、定番料理の“コウさん流レシピ”を紹介してきました。今回は、その中からすぐに真似できる絶品レシピを4つ、まとめてお届けします。

PROFILE

コウケンテツ/こうけんてつ

料理研究家。旬の素材をいかした家庭料理を提案。2020年3月に開設したYouTube公式チャンネル「Koh Kentetsu Kitchen」は、現在登録者数はなんと207万人超え。『韓国風ラーメン鍋付きレシピBOOK』(扶桑社)など著書多数。

鶏の唐揚げ

醤油の下味が効いた、鶏のから揚げです。

菜箸を入れてプツプツと泡が立ってくるのが温度の目安。途中、持ち上げて空気に触れさせて。

4分揚げたら取り出す。網の上に皮目を上にしてしばらく置いて、余熱で火が通るようにする。

コウさんからのアドバイス

あちこちのから揚げ専門店に取材してたどり着いたのは、「4の掟」。鶏肉はひとつ40 gに切る。170℃の油で4 分間揚げて、4分間余熱で休ませる。これでからっとサクサクに揚がります。

あっさりのむね肉と、ジューシーなもも肉の2種類をミックスするのが、我が家流です。

肉野菜炒め

香ばしい醤油の風味が効いた、肉野菜炒めです。

フライパンは常に強火。豚肉はバラが、甘味と旨味豊富でおすすめ。野菜はさっと水切りするだけで、フライパンに投入を。

炒める時は、しょうゆを鍋肌から加えて焦がすようにしょうゆは鍋肌から加えて、香ばしい風味が出るように。フライパンを傾け、野菜から出た水分を飛ばすような感覚で。

コウさんからのアドバイス

野菜の水切りが大事だと思われがちですが、本当はその逆。野菜は水にさらしてから、さっと水切りする程度で、強火で炒めましょう。

炒めている間に、野菜から出た水分も程よく飛んで、いい具合にシャキシャキに。火力を無駄にしないよう、フライパンを振らないことも大事。

ロールキャベツ

二重に巻いた葉の食感を楽しめる、ロールキャベツです。

鍋に入れたら、隙間に取り除いたキャベツの芯や、ベーコンなどを入れる。煮込み時に動かないよう。

味が全体にしみこむよう、落とし蓋をして煮込む。仕上がりの目安は、スープがとろりとするまで。

コウさんからのアドバイス

ロールキャベツはキャベツをおいしく食べるための料理。僕は、キャベツ1個分を使います。キャベツの中と外の葉で二重に包むと、異なる食感や味わいが楽しめるし、煮込んで葉が破れる心配もありません。

煮込むときは隙間なく詰めると、煮崩れなくきれいに仕上がります。

おうちチキンカレー

キャラメリゼ風の飴色玉ねぎが特徴的なおうちチキンカレーです。

鶏肉は大きめのひと口大に切り、こしょうをふる。玉ねぎに砂糖小さじ1をもみこむ。フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを入れて強火で混ぜながらじっくりと飴色になるまで炒める。

水分を飛ばすように煮詰めます。

コウさんからのアドバイス

カレーには欠かせない〈飴色玉ねぎ〉。一から作っていたら、相当な時間がかかります。でも僕のやり方だとかなり手早くできますよ。お菓子の〈キャラメリゼ〉をしているときに思いついた方法です。

スパイスは、あれこれ種類を入れずポイントを絞って効かせましょう。

SHARE

IDメンバー募集中

登録していただくと、登録者のみに届くメールマガジン、メンバーだけが応募できるプレゼントなどスペシャルな特典があります。
奮ってご登録ください。

IDメンバー登録 (無料)