谷原章介さんが教える究極の“家中華”「ねぎ餃子」&「週末チャーシュー」レシピ
俳優、情報番組のMCとしてマルチに活躍する谷原章介さんのもうひとつの顔は、大家族の食卓を支える料理上手なお父さん。この春初のレシピ本を出版した谷原さんに、近頃ブームの 「町中華」ならぬ「家中華」を披露してもらいました。今回は「ねぎ餃子」と「週末チャーシュー」のレシピを大公開!
PROFILE
谷原章介/たにはらしょうすけ
1972年生まれ、神奈川県出身。俳優としてドラマ、映画、舞台などに出演するほか情報番組のMCなども務める。また2013年から出演を続けている「きょうの料理」をはじめ、料理番組にも多数出演。
料理は僕の日常であり愛おしい時間です
2023年4月に初の料理本『谷原家のいつもの晩ごはん』を上梓した谷原章介さん。定番おかずからパーティ料理まで、家族のために作り続けてきたオリジナルレシピを数多く披露しています。
「冷蔵庫に余っていた食材を組み合わせたり、家族の反応に合わせて味付けを変えてみたり。そんな日常の積み重ねから、我が家のレシピは日々更新され、増えていきます」
マンネリに陥らずに料理を楽しむためのアドバイスをお伺いすると、「思い込みを外してみては?」と谷原さん。
「素材と味付けをバラバラに考えてみてはどうでしょう?醤油味、塩味、みそ味の基本の味付けと、旬の食材を自由に組み合わせてみるだけでも、レシピはどんどん広がります」
ニラより万能ねぎ派の谷原家流「ねぎ餃子」
「ねぎ餃子」の作り方
◎材料(4人分)
豚ひき肉250g、白菜300g、万能ねぎ1〜2束、生姜1片、塩小さじ1/2、餃子の皮(大判)約30枚、ごま油適量、お好みで酢、しょうゆなど各適量
★鶏がらスープの素小さじ1/2、しょうゆ大さじ1と1/2、オイスターソース小さじ1/2、紹興酒大さじ2、ごま油大さじ1と1/2
◎作り方
1.白菜、生姜はみじん切りに、万能ねぎは小口切りにする。白菜はボウルに入れて塩を振って置いておく。
2.ボウルに豚ひき肉と★の調味料を入れてよく練り合わせる。
3.白菜から水が出てきたら、さらし(または布巾)などに包んで水気を切る。
4.2の肉だねに3、生姜、万能ねぎを加えて混ぜる。
5.餃子の皮で4を包む。
6.フライパンを温めごま油を引いて、5の餃子を並べて中火で焼く。
7.ひとつ裏返して軽く焼き色がついたのを確認したら、餃子の1/3~1/2の高さくらいまでのお湯を注いで蓋をし、強火で蒸し焼きにする。
8.水分がなくなったら蓋を取り、ごま油を回し入れてパリッと焼き目が付くまで焼く。お好みで酢、しょうゆなどで食べる。
煮汁がラーメンやスープにもなる「週末チャーシュー」
「週末チャーシュー」の作り方
◎材料(1本分)
豚バラブロック500~600g、長ねぎ(トッピング用)1本、辛子適量
★しょうゆ500㎖、酒150㎖、しょうが1片、長ねぎの青い部分1本分
◎作り方
1.長ねぎは青い部分と白い部分に分けて切る。青い部分はそのままチャーシューの煮汁に、白い部分は斜め薄切りして水にさらす。煮汁のしょうがはスライスする。
2.鍋に★と豚バラ肉を入れて火にかけ沸騰したら、弱火で50~60分ほど煮る。
3.柔らかくなったらそのまま冷やす
4.お好みの厚さに切り分け、皿に盛り付け、水気を切った長ねぎをのせる。ねぎと一緒に食べたり、辛子をつけたりして食べる。
『谷原家のいつもの晩ごはん』
芸能界きっての料理上手として知られる谷原章介さん。10人家族のために繰り返し作ってたどり着いた究極の定番レシピを、家族のエピソードとともに初公開。1,650円(小社刊)
『クウネル』2023年7月号掲載
写真/大森忠明、スタイリスト/澤田美幸、ヘア&メイク/川端富生、調理補助/しらいしやすこ、取材・文/吾妻枝里子
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『クウネル』No.121掲載
料理好きな人のいつものごはん
- 発売日 : 2023年5月19日
- 価格 : 980円 (税込)