お肉の注目店がオープン!ウルフギャング氏が手がける日本初上陸の新店&銀座4丁目交差点のビル最上階でいただく肉割烹

鉄板焼きのアイキャッチ

7月、青山と銀座に、2つのお肉の注目店がオープンしました。
1つ目はステーキハウス『ウルフギャング』のオーナー ウルフギャング・ズウィナーが手掛ける、プライムビーフを楽しめる本格イタリアンレストランと、2つ目は銀座4丁目交差点を臨む日本屈指のロケーションに誕生した、鉄板焼きと焼肉を割烹スタイルで楽しめるハイブリッドレストランです。


ウルフギャングさんが手掛ける、プライムビーフを楽しめる本格イタリアンが日本初上陸


ウルフギャングの料理

7月1日、北青山にopenした『イル・ルピーノ・プライム』は、『ウルフギャング』のオーナー、ウルフギャング・ズウィナーさんが手掛ける、プライムビーフを楽しめる本格イタリアンレストランです。

2010年にハワイ・ワイキキでオープンした『イル・ルピーノ』は、お肉の品質にこだわる本格イタリアントラットリアとして、現地の住民から観光客まで幅広く愛されてきた人気店。

今回、米国外の初店舗として、そのハイエンドスタイル『イル・ルピーノ・プライム』が日本に初上陸しました。

よく耳にするようで意外と知らない「プライムビーフ」とは、米農務省(USDA)が牛の種類や成熟度、サシの入り具合、性別などを基準に定めるアメリカン・ビーフのうち、格付け最高ランクに位置するお肉のこと。米国内で流通するお肉の2%以下に相当する、希少なお肉です。

しかも『イル・ルピーノ・プライム』では、すべてのお肉をアメリカから冷凍せずチルドで空輸しているとのこと。肉質に対する並々ならぬこだわりを感じずにはいられません。

USDAプライムTーBONEステーキ
イル・ルピーノ・プライムの料理
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今回のオープンに際し行われた発表会では、このために来日していたウルフギャング・ズウィナーさんと、そのご子息ピーター・ズウィナーさんも登場。

ピーター氏とウルフギャング氏
ピーター氏とウルフギャング氏

ウルフギャングさんのお話でとても新鮮に感じたのは、「日本のイタリアンはどうして一皿一皿のポーションがこんなに小さいの? といつも感じていた」というコメントです。

言われてみれば、たしかに高級なお店になるほど、前菜もパスタも大きなお皿に“ちょこん”が一般的で、海外の方から見ると「おいしいものをなぜ出し惜しむのか」というのはとても不思議なことなのかもしれませんよね。

そこで、ウルフギャング氏たっての願いも叶い(!?)、『イル・ルピーノ・プライム』では一皿ごとのボリュームもたっぷり。

メインとなるUSDAプライムビーフステーキ以外も、ハンドメイドのピザやパスタを大皿から取り分けたりと、ダイナミックなスタイルで楽しめます。

イル・ルピーノ・プライムのピッツァ3種
ピッツァ3種
イル・ルピーノ・プライムの水牛モッツァレラのカプレーゼ 生ハム添え
水牛モッツァレラのカプレーゼ 生ハム添え
イル・ルピーノ・プライムの
自家製パッパルデッレ トリュフクリームソース
イル・ルピーノ・プライムの
カンノーリ
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また、『イル・ルピーノ・プライム』が位置する複合施設「ののあおやま ショップ&レストラン」は、広大な敷地に芝生広場も併設し、北青山とは思えない開放感のある場所。

ペット同伴可のテラス席をはじめ、大きな窓からの景観を楽しめる窓側のテーブル、個室、本格的なバーカウンターまで、幅広いシーンで使い分けできるのも魅力です。

ご家族で、デートで、接待で……と、それぞれにぴったり合った時間を提案してくれる新店『イル・ルピーノ・プライム』にご注目を。

イル・ルピーノ・プライムの外観
ののあおやま ショップ&レストラン
昼のメインダイニング
夜のテラス席
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鉄板焼き?焼肉?銀座4丁目交差点のビル最上階にオープンした、ハイブリッド型のレストラン


本店山科のフィレ料理

続いて、7月18日にopenを迎えたのが、銀座4丁目交差点のビル最上階にオープンした、鉄板焼きと焼肉を割烹スタイルで楽しめる『本店山科』(銀座4丁目)です。

地下鉄銀座駅に直結し、昔から日産のショールームがあったことでも知られるビル「銀座プレイス」の11階に、ワンフロアで展開する、⽇本屈指のロケーション。

注目すべきは、〈カウンターの鉄板焼き割烹〉と、〈完全個室の焼肉割烹〉の二つのジャンルを一店舗で楽しめるという、ハイブリッド型のレストランです。

銀座4丁目にあるハイブリッド型レストラン
外観
本店山科のカウンター席
カウンター席
本店山科の個室席
個室席
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『本店山科』では、近江牛のなかでも最高級ランクとされる、超長期肥育で生体熟成(=生きたまま熟成!)させた岡崎牧場の「完熟近江牛」を中心に使用。

通常24カ月を基準に出荷される黒毛和牛を、40カ月以上かけてストレスなく育てあげる、1%にも満たない希少な「完熟近江牛」は、強い旨みとキレのある脂が特徴です。

まずは、銀座4丁目交差点を見下ろす絶景のカウンターでいただく、鉄板焼き割烹のメニューをご紹介します。

「鉄板焼きをもっと身近に」そんな思いで提案する鉄板焼きは、これまでのクラシカルな鉄板焼きの形式にとらわれず、割烹料理を融合させてアップデートした構成。

鉄板焼き一筋20年の料理人・長田 卓さんによるライブキッチンのパフォーマンスも見ものです。

鉄板でタンを焼いている様子
フィレ料理
鉄板でフィレを焼いている様子
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先述した希少な「完熟近江牛」を、タン、ハラミ、イチボ、ランプ、フィレ、サーロインなど部位ごとに、生、焼き、煮物などさまざまな調理法で提供。

〈おいしいお肉を、ちょっとずついろいろ食べたい〉我ら世代には、嬉しい限りです。

ほかにも、素材の味をシンプルに活かして焼き上げる魚介や旬の季節野菜も織り交ぜ、食べ疲れのない鉄板焼きを提案してます。

伊勢海老を焼いている様子
伊勢海老
フルーツトマトの蜜煮
コース途中で提供されるアメーラトマトを使った蜜煮
季節の一皿
季節の一皿
焼き鮑 濃厚肝ソース
焼き鮑 濃厚肝ソース
焼ふかひれ料理
焼ふかひれ
山科和牛スライダー。ハンバーガーのミニチュア版「スライダー」など遊び心あるメニューも。
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完全個室の焼肉割烹では、各個室に専属の焼き師が立ち、それぞれのお肉に合った最適な火入れで焼き上げてくれます。

希少な「完熟近江牛」を焼肉で楽しめるだけでなく、日本料理の要素を加えた割烹ベースのコースは、上品な味わいで食べ飽きることがありません。

厳選塩焼き2種の盛り合わせ
厳選塩焼き2種
焼肉風景
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特筆すべきは、シグネチャーメニューである、シャトーブリアンを使ったカツサンド。

低温調理した肉を薄衣でサッと揚げ、外はカリッと中はふんわり仕上げた食パンで、豪快にサンドしています。

唇で噛み切れるほど柔らかいシャトーブリアンは、ぜひ一度体験してみてください。

山科特製シャトーブリアンのカツサンド
山科特製シャトーブリアンのカツサンド

また、個人的に印象深かったのが、〆のデザート。

鉄板焼きも焼肉も、デザートは別室の「ラウンジ」に移動していただきます。

プレートに盛り付けられた、ひと口サイズのガトーショコラやバナナのフィナンシェ、ベイクドチーズケーキ、ブルーチーズを使ったマカロンは、味わってみると、どれもその完成度の高さにビックリ。

一口菓子の盛り合わせ
デザートの一口菓子
ラウンジの風景
ラウンジの風景
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思わず、どなたが作っているのかを訊ねると、スペインの三ツ星レストラン『サンパウ』での修行を経て、日本の『サンパウ』開業に携わったパティシエの手作りなのだそう。

お肉を一皿一皿、心ゆくまで味わった後、コースを締めくくるにふさわしいデザートでした。

こちらのデザートをいただくラウンジも、銀座の街を見下ろせるスペース。

ワインやコーヒーとともに、贅沢な時間を過ごせます。

鉄板本店コース:15,000 円~
焼肉本店コース:18,000 円(全て税・サービス料込み)

取材・文/藤井存希

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