持っていて損なし!の活躍必至なファッションアイテムをお洒落のプロにおすすめいただくファッション連載第5回。大判ストールブームが続いていますが、お洒落上手な大人たちから圧倒的な支持を集めているのが英国ブランド『Joshua Ellis(ジョシュア エリス )』。
極上のカシミヤだけが持つなめらかな肌触り、さりげないモード感が演出できる洗練されたチェック柄が魅力です。いつも旬のアイテムを上手に取り入れているフリーランスPR稲葉ひろ子さんに、おすすめの1枚と洒落た使い方を教えていただきました。
■モダンな色柄をさらりとまとえば着こなしがぱっと華やぐ
1767年創業の英国・老舗ブランド『Joshua Ellis(ジョシュア エリス )』。生地織りから仕上げまでの工程をそれぞれエキスパートな技を持つ職人約50名が手がけるというこだわりに信頼も厚く、名だたるメゾンブランドへの生地提供もしているそうです。
ストール、マフラーは表面起毛をする際に緯糸(よこいと)を起毛するためチェック柄がぼやけてしまうことが多いそうなのですが、『Joshua Ellis(ジョシュア エリス )』は熟練の職人たちの技術で縦糸部分の配色も失わずに完成度の高い美しいチェック柄を作り上げることができるのだそう。そして特筆すべきは、なんといっても触れたらわかるなめらかなカシミヤのタッチ。軽くて暖かいので、秋口は羽織りものとして、冬本番はコートにプラスしてと使い勝手も抜群。
「ここ何年かビッグシルエットやボリュームのある服が多いので、この秋は、ビッグシルエットにも負けない存在感のある大きめなチェック柄を選びました。伝統的なブラックウォッチをモダンに拡大したインパクトのある色柄で一見合わせにくそうに見えるかもしれませんが、ブラックやチョコレートブラウンがベースなので、どんな服にも合わせやすく、ほぼ毎日愛用しています」
■立体的な三角巻きなら全身のバランスアップも狙える
ストールは好きだけど首にぐるぐる巻くとなんだかバランス悪く見えてしまうという方には、目線が上がってバランスよく見える三角巻きがおすすめ。顔をふんわりと包み込むようにゆとりを持ってぐるぐると巻いて、端の部分が三角に見えるようにフロントで調整するだけ。巻き終わりをピンやブローチで固定すると崩れにくく素敵です。チェックの柄を全面的に楽しみたい時はアウターのようにふわりと羽織るのもいいですね。
同じチェック柄でも、色味が違うだけで雰囲気がガラリと変わるのもジョシュアエリスのストールの魅力。グリーン系はクールでこなれた印象に。定番から新作まで色柄のバリエーションも豊富なのでお気に入りを探してみてくださいね。
問い合わせ先
GREENWICH SHOWROOM(グリニッジ ショールーム)
電:03-5774-1662
@joshuaellis
取材・文/吾妻枝里子
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