普段からよく歩く寺本さんの靴を選ぶ時のルールは、「ストレスがない」こと。それに加えて、素足でもソックスでもカラータイツでも合わせやすく、スカートでもパンツでも「自分らしいスタイルに見える」こと。

寺本さんの基準を満たし、人生に寄り添ってきたのが写真の5足。

ストラップシューズ(カンフーシューズ)：上段左
メリージェーンと言えるほど高貴さはなく、でもシックにもカジュアルにも幅広く合わせています。ベルベットという点もお気に入り。

ベルジャンシューズ：上段中
私の人生の半分は、（大雨と雪の日を除いて）これしか履いていないというくらい大切な靴。何十年も買い続けている本当のマイ定番。

『アディダス』のスニーカー：上段右
ハイテクな『アシックス』のスニーカーも大好きですが、今再びボリュームがあまり無いタイプも合わせやすいと感じています。

パラブーツ・ミカエル：下段左
ニューヨークを訪れた時、年配の女性たちによく褒められて尚更お気に入りになってしまったシューズ。大切に履こうと思っています。アザラシの毛で、カラータイツで遊んでもシックに落ち着く感じが便利。

BODE：下段右
ニューヨークの店舗で衝動買い。花の金具も、足入れが程良い(浅くなく深過ぎない)ところも万能。

お気に入りの靴の中でも、寺本さんが履き続けているのが、『Belgian Shoes • New York, New York』のベルジャンシューズ。国内のセレクトショップでも同じようなアイテムを取り使っていることもありますが、寺本さんはこのブランド一択。足のサイズが変わって履けなくなってしまっても、買い直して履いているそう。

同系色のパンツをあわせたコーディネート。たくさん歩く予定の日でも、カジュアルになりすぎず、かといって肩肘張ったスタイルにもならない、ベルジャンシューズ。男性向けシューズのイメージもありますが、クウネル世代にこそおすすめです。