衣替えは小物からゆるやかにスタート。脱ぎ着できるものがあると便利です【hal 後藤由紀子さん】

静岡・沼津で暮らしの道具の店『hal(ハル)』を営む後藤由紀子さん。50代ならではの装い、台所の工夫、人付き合いのコツなど、暮らしにまつわるさまざまなことを紹介した著書を多数出版しています。日々の生活から生まれるアイデアや気づきは素直で等身大。多くのファンの心をつかんでいます。そんな後藤さんの暮らしのエッセイをお届けします。

ようやく秋の気配が。衣替えの季節です

「暑いですね~」がご挨拶になるほど暑かった夏がようやく終わりを告げるようですね。まだ日中は少し暑い日がありましたが、朝晩はすっかり秋の気配です。

季節の変わり目はファッションも楽しみたいもの。以前は10月1日ぴったりに衣替えをしていましたが、年々、残暑が厳しくなってきたので最近はゆるやかに。かごバッグは年中使うのでとくに入れ替えはしませんが、足元はがらりと変わるので、まずは足元から始めています。

手始めにウールの靴下を出し、ボアの靴やブーツ類をそろえます。長いブーツはめっきり履かなくなりましたが、ショートブーツは引き続き愛用中。足首を冷やさないように気を付けています。

『フォグリネンワーク』のモヘアの靴下。使いやすいカラー展開です。

『ダンスコ』のボアは羊のようなかわいさに一目ぼれして去年、購入。ワントーンで揃えたり、濃いめの色に合わせたり、合わせやすい一足です。

同じく『ダンスコ』のショートブーツも合わせやすいカラー。足首が隠れると暖かさが違います。

さらりと羽織れるローブは体温調整にも役立ちます

10月の日中はまだ意外と暑いので、カーディガンや羽織は必須。電車やお店はまだクーラーが強くて寒いときもあるので脱ぎ着できるスタイルを心がけています。

3シーズン着れるワンピースにガウンやカーディガンを重ねるのも定番。さらに寒くなったらインナーダウンで調整もします。

ガウンはカシュクールタイプやロングタイプがマチュア世代にはおすすめです。さらっと羽織るとこなれ感が出ますし、体系カバーの点でもうれしいアイテムですね。

『Le pivot(ル・ピボット)』のローブ。定番のローブの型でジャガードタイプのもの。この2色のほか、黒もあり全部で3色展開です。

さらっと重ねると、コーディネートのアクセントに。透け感も素敵。

ベースはキュプラナイロン、柄にコットンを使用。柄の端を突っ切り始末にすることで立体感が生まれます。

今年の秋冬に新しいアイテムも加えました

今年の秋冬には、初めてのアイテム・ヘッドドレスを取り入れてみました。黒いリボンのヘッドドレスはカチューシャで頭にパコっとはめるだけ。まだまだおしゃれ初心者なので普段使いというよりはドレスアップしたいときに使う予定です。

また、halで新しく取り扱いが始まった「Sa-Rah」のお洋服も。リネンやコットンの天然素材で作られています。重ね着すれば3シーズン、いえ、オールシーズン着られそう。色合いも素敵です。

少しずつ深まる秋を楽しみながら、衣替えも進めていきたいと思っています。

『Suguri」のヘッドドレス(左)とスパンコール付きのベレー帽(右)。Suguriは友人でもあるデザイナーの佐々木恭子さんのブランド。クラシックでいて心ときめくデザインが特長です。

『Sa-Rah』のワンピースに『ユライヤ』のローブを羽織って。

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この記事の
プレミアムメンバー

後藤由紀子

静岡・沼津で器と雑貨の店『hal』を営む。近著に『雑貨と私』(サンクチュアリ・パブリッシング)。ママ向けオンラインコミュニティ「ママカレ」(小田急電鉄)で講師を務めるほか、YouTube「後藤由紀子と申します。」も好評。voicy:ささやき女将のごきげんRadioも2022年よりスタート。
http://hal2003.net
Instagram:@gotoyukikodesu@halnumazu

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