最近はもっぱらキャンプにハマっているという青木沙織里さん。クウネル5月号でも、「おばキャンサバイバー」と題したエッセイを書いていただきました。トラブルに見舞われても大人の余裕で全て笑いに変えてしまうという、噂の「おばキャン」に密着しました。
青木沙織里/あおきさをり
雑誌やCMなどで幅広く活躍中。陶芸、バッグ製作、バレーボール、畑など趣味も多彩 。“おばキャン”の様子を動画で綴ったYouTube『おばキャンはじめました。』にも参加。
昨年10月に、青木沙織里さんを発起人として始まった〝おばキャン〟。仕 事や家庭で忙しい中スケジュールを合わせ、キャンプ仲間5人が集合。
知り合って30年以上という長い付き合いもあり、チームワークもばっちり。キャラクターに応じて、力仕事や料理など、役割分担は自然に決まっていくそう。
「コロナ禍で友達とも会いづらい状況だったので、アウトドアならいいかなと、キャンプやらない?と声をかけました。全員初心者、おばさんたちのキャンプなので、〝おばキャン〟。
最初はテントを張るのに2時間半もかかった んですよ。全員筋肉痛でクタクタ。で もおばさん同士力を合わせて何かをやる機会ってなかなかないし、すごく楽しい。」
今回のキャンプは中村りんさんの誕生日が重なり、サプライズでバースデー会を開催。大自然の中で抹茶を点てたり、 お汁粉を作ったりと、〝おばキャン〟 ならではの企画も。
焚き火を囲んで深夜までおしゃべりが盛り上がった翌日はあいにくの雨になりましたが、そんな時はコーヒーを淹れてテントの中でのんびりおしゃべり。1泊2日、トークと笑いが絶えることはありません。
初心者でも無理なくアウトドアを楽しめるのは、同じペースを共有できる仲間だからこそ。「大自然の中、仲間とのんびり過ごせるのが、キャンプの魅力。テントを張ったりするのは体力勝負ですが、歳を重ねてもこのメンバーでキャンプを続けていきたいです」
写真/山下忠之 取材・文/吾妻枝里子 再編集/久保田千晴