世田谷・上町で器のお店「工芸喜頓」を営む石原文子さん。家族や友人、買い付け先の全国の窯元の方を想いながら選んだのは、やさしい甘さでみんなに愛されるおやつでした。
石原文子/いしはらふみこ
暮らしを楽しくする器を取り扱う 「工芸喜頓」を夫婦で営む。居心地 の良い店頭には、日本各地やフランスから買い付けた、工芸品が並ぶ。オンラインショップも人気。http://www.kogei-keaton.com
世田谷で器店を営む石原さん。自分用のおやつには、同じく世田谷のトロッコのクッキーを。旦那さんも、2人のお子さんも大好物だという。
「トロッコの焼き菓子はどれも大好きですが、特にクッキーは身体にやさしいのに、しっかりとした食べ応え。子供たちも大満足です。甘さの加減もちょうどよくて、いつもチャイやコーヒ ーと一緒にいただいています。店主のなぎさんの人柄の良さが、お菓子の美味しさに反映されている気がします」
●普段のおやつ●
トロッコのクッキー
そして、お店で取り扱う器の窯元へ買い付けに行く際、必ず手土産にするのが東京名物のひとつ、八雲もち。
「日本各地の窯元へ伺うときは、全国ツアーのように一度に回ることが多いです。日持ちに気をつけながら、たくさん買って持っていきます。皆さん、 すごく喜んでくれますよ。」
「黒糖のやさしい甘さで、お茶はもちろん、コーヒーにもよく合います。ふわふわな食感の中にナッツがアクセントで、唯一無二の美味しさですよね。家族も大好きなので、自宅用にもよく買っています」
●差し上げ菓子●
ちもとの八雲もち
『ku:nel』2021年11月号掲載
写真/近藤沙菜、取材・文/阿部里歩
●そのほかの、差し上げ菓子と普段のおやつ
◎お菓子好きが太鼓判!『オーボンヴュータン』と『ジョエル・ロブション』の定番焼き菓子。
◎正統派のおやつには長く愛される理由があります。伝説のミルフィーユと行列のどら焼き。
◎白い羊羹とナッツたっぷりのタルト。手の込んだお菓子を一日のご褒美に。
◎忙しいときこそ甘いもの。 徒歩3分圏内のおやつに支えられて。