日増しに春が近づき、牡蠣のおいしい季節がもうじき終わります。その前に、濃厚な牡蠣のうまみが凝縮した「牡蠣のオイル漬け」を作ってみませんか?
ぷりぷりした牡蠣の食感、濃厚なうまみを堪能できる牡蠣のオイル漬けは、簡単に作れて保存もできる便利な一品。日が経つほど味がなじんでいき、日々のおかずとしてはもちろん、のん兵衛にとっては最高のつまみにもなるのです。
親しいフレンチのシェフから以前教えてもらった本レシピは、我が家の定番です。さらに残ったオイルをパスタに和えれば、二度楽しめますよ。
初めての人でも上手に作るコツは、ただひとつ。牡蠣の下ごしらえです。塩をもみこんで、優しく、しかししっかりと牡蠣の汚れをとっていきましょう。これさえ守れば、あとはオイルと時間がおいしくしてくれるはずです。
【材料】つくりやすい分量
牡蠣(加熱用)…500g
ごま油…30cc
鷹の爪(種を抜いて輪切りに)…1本
オイスターソース…大さじ1
オリーブオイル…400~500cc
にんにく…2片
ローリエ…2枚
【作り方】
1) 牡蠣に塩(分量外)をもみこみ優しく水洗いし汚れを取ったら、水気をペーパーで拭き取る
2)フライパンにごま油を熱して鷹の爪を入れ、牡蠣を入れたら強火で牡蠣の水分を飛ばす。さらにオイスターソースも入れて、中火でオイスターソースの汁気も飛ばしたら火を止めて冷ます
3)別の鍋にオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れて熱し、にんにくがきつね色になったら、ローリエを入れて冷ます
4)あらかじめ殺菌消毒した保存容器に、2と3を合わせて入れる
※保存の目安:冷蔵保存で2週間程度