このご時世であまり外に出られない日が続き、なんだか気分も下がってきてしまいますよね。お家でグリーンを育ててみたり、植物の生命力に触れるとなんだか勇気がもらえます。今回は前回に引き続き素敵なガーデンを育てているアズノゥアズ代表取締役社長・浅見英理さんのお話をお送りします。
「ここ一年間、お庭にすごく助けられましたね。コロナで遠くに出かけられないけれど、植物のお世話をしたり、ガーデンテーブルで食事をしたりすれば、リフレッシュできますから」。
グリーンと白の生命力に満ち溢れた庭を、夫は「パワースポット」と呼び、愛しているのだといいます。そんな「パワースポット」目掛けて、以前はたくさんの人がやってきました。もてなし上手の浅見さん夫婦は、週末ともなるとバーベキューやアフタヌーンティなどのイベントを催し、空の下で、のびのびとした時間を仕事仲間や友人たちと共有していました。ですが、しばらくそれはお休み。いまは夫妻のみで、もしくはごく少人数のゲストのみを招いて、リラックスタイムを満喫しています。
「第二のリビングのような感覚です。なんせ、気持ちがいいから、寒くても暑くてもお構いなし。食事をしたり、昼寝をしたり、大好きな植物に囲まれた時間を楽しんでいます」
グリーンとホワイト2色のみでも表情いろいろ豊かな庭。
浅見英理/あさみえり
アズノゥアズ代表取締役社長
創立32周年を迎えるファッションブランド「アズ ノゥ アズ」デザイナー。布の可能性を最大限に引き出し、サステナブルなものづくりをする。
『ku:nel』2021年7月号掲載
写真 松村隆史/取材・文 鈴木麻子
●素敵なインテリアやガーデン
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