日常のおしゃれを支えてくれる様々なアクセサリーたち。長年愛する物には、様々な出会いや思い出があるのではないでしょうか。おしゃれを演出するアイテムとしてだけでなく、自分らしさを支えるお守りのようにもなってくれるようです。とっておきアクセサリーに込められたエピソードをご紹介します。
JUNKO SHIMADA ディレクター 島田今日子さん
アイデンティティであり、力になってくれます。
いつも印象的なアクセサリーを着けている島田今日子さん。
「友達のアーティストのものと母からのものしか持っていないんですね。数は少ないけれど、そのひとつひとつに深いストーリーがあって、着けていると遠く離れていても繋がっている感じになり、安心感を与えてくれる気がします。T シャツでもこのネックレスをするだけで格上げしてくれるから、遊びで加えるものもありますが、何を着ても基本のアクセサリーは変わらないですね」
島田今日子/シマダキョウコ
ディレクターとして、母・島田順子さんのブランドに関わり、2年前から娘と東京に移住。自らデザインするブランド、JS JUNKO SHIMADAが昨年デビュー。
コピーライター 藤原ようこさん
goro’sのフェザーは、心を自由に飛ばせてくれます。
「このフェザーは夫からの最初のプレゼント。 それから35 年間、毎日一緒です。シルバーもターコイズも、肌に触れることで空や大地のエネルギーを与えてくれて、少しずつ私の細胞の一部になってきた感じ!? 明日も元気に生きようね、って心に力を与えてくれる気がしています」
藤原ようこ/フジワラヨウコ
化粧品や百貨店、アーティストや映画などのコピーで、特に女性の心に響く言葉をつむぎ出すコピーライター。プランナーとしても活躍。夫はイラストレーターの真鍋太郎さん。
『ku:nel』2021年5月号掲載
写真 目黒智子 / 取材・文 黒澤弥生