疲れた時に口にするチョコレートは至福のひととき。世界中で愛されるチョコレートですが、これまで生産体制と環境への配慮がなされておらず、このままでは2050年までにチョコレートが食べられなくなってしまうと言われているそう。その社会問題解決のために「カカオの廃材」に目をつけけたチョコレート〈ECOLATE〉が誕生しました。
癒しや安らぎの瞬間を与えてくれるチョコレート。おうち時間の長期化もあり、さらに 需要 が高まっているそう。日本のチョコレート市場は、10年で35%も成長しているのだとか。一方で、問題になっているのがカカオの生産における社会問題。大量生産・大量消費、価格低迷を背景に、カカオ農家の多くは貧困状態にあり、児童労働、低賃金、危険労働環境への配慮や生産体制の改善が急務になっています。
そんななか、「カカオの廃材」に着目したサステナブルなチョコレートが、『LIFULL』のプロジェクトから誕生しました。チョコレートの製造過程では、カカオの7割が廃棄されてしまうそう。その廃材を新たな食材として活用することで、カカオ農家の貧困問題を解決する第一歩にできないかという想いから生まれたのが〈ECOLATE〉です。
開発には、発売と同時に売り切れてしまうことで人気の『PAYSAGE』の江藤英樹シェフと上妻正治シェフが携わっており、美味しさも保証ずみ。
一般的なチョコレートの製造ではカカオ豆の「カカオマス」や「ココアバター」が使用されますが、〈ECOLATE〉で使用されているのは、通常であれば廃棄されてしまうカカオ豆の殻や、枝、葉といった部分。殻はザクザクとした食感で、枝や葉は木々を感じる香り。食べることが地球のためになる、新しい美味しさをぜひ試してみてください。
ECOLATE
LIFULLのECサイトにて予約販売中
https://table.lifull.com/earthcuisine/ecolate/
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