【大沼こずえさん × スニーカー】スカートで甘さをプラス、ジャケットはローファー感覚で。きれいめ服にも合うスタイリストの着こなし術。
「定番」という言葉にあぐらをかき、つい更新を怠ってしまいがちなアイテムを、服のプロたちはどう更新してる? 選び方と着こなしのコツをスタイリストの大沼こずえさん伺いました。
流行中の厚底タイプは、ローファー感覚で合わせる。
手持ちのスニーカーは約100足。仕事も休日もほぼスニーカーという大沼こずえさんですが、30代半ばまでは、撮影現場でもヒールを履くほどモード派だったそう。
「若い頃はマノロのヒールパンプスで大荷物を持ったりしていました。当時はスニーカーの選択肢が少なかったけど、今はスニーカーも合わせる服も、選択肢が広がった。いい時代ですよね」
❶仕立てのよいジャケットでキリッと。
❷ノンウォッシュデニムできれいめな印象に。
『スティーブン アラン』のハイウエストデニムに『ハイク』のビッグジャケットを合わせたベーシックスタイル。「スラックス感覚のノンウォッシュデニムに仕立てのよいジャケットを羽織れば、俳優さんの舞台挨拶などきちんと感が求められる仕事現場もOK」
『ニューバランス』9060
「厚底でバランスのとりやすい9060は4足め。歩きやすいしどんな服にも合わせやすい」。ニュアンスカラーが程よいポイントに。
ハイテクスニーカーは、甘いスカートで強さを中和。
スニーカー=カジュアルのイメージが強く、きれいめ服に合わせるのが苦手、というクウネル世代の悩みには「ローファーやフラットシューズの延長として考えてみてください」とアドバイス。「一見無難に思える黒よりも、ニュアンスカラーのほうが合わせやすい気がします。特にボリュームのあるハイテク系は、黒だと重くてバランスがとりにくい。ベージュやグレー系がおすすめです」
❶シンプルなポロニットでスカートの甘さを抑えて。
❷色をリンクしてコーデに一体感を。
スニーカーの白、グレー、水色にリンクした色使いでインパクトのあるハイテクスニーカーもしっくり。「全部ポップにするのも好きですが、大人はトーンをまとめたほうがきれいにまとまる。『ハイク』のポロニットに甘めのコットンスカートを合わせました」
『サロモン』ACS PRO
存在感のあるハイテク系は淡いカラーをチョイス。「無難な黒よりも、ペールトーンのほうが服を選ばず合わせやすいんです」
レトロムードのローテクは、秋色でシックにまとめて。
デニムやチノパンなどのカジュアルパンツは1~2サイズアップ。シルエットにも長さにもゆとりがあったほうが、今どきのバランスがつくりやすいとのこと。
「仕立てのよいジャケット、本革バッグなど、どこかにきちんと感や上質感を加えるのも、大人のスニーカースタイルには大切です」
❶シックなブラウスでエレガントな要素を。
❷チノパンはワンサイズあげてこなれ感を出す。
『ドリスヴァンノッテン』のエレガントなチェックブラウスに『ディッキーズ』のチノパンを合わせた秋色コーデ。「チノパンにスニーカーは好きな組み合わせですが、ジャストサイズだと子どもっぽくなりがち。パンツをサイズアップするとこなれたムードに」
『アディダス』サンバ
『アディダス』の定番人気モデル。「珍しいボルドー、デッドストックタイプのソールなどクラシックなルックスに惹かれました」
PROFILE
大沼こずえ/おおぬま・こずえ
スタイリスト
メゾン系からストリートまで幅広いブランドをミックスしたスタイリングで雑誌、広告で活躍。人気俳優からの信頼も厚く指名も多い。
『クウネル』2026年11月号掲載
写真/玉井俊行、取材・文/吾妻枝里子
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『クウネル』NO.141掲載
どんな大人になりたいか?
- 発売日 : 2026年9月18日
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