北海道の大自然のなかで、ミツロウキャンドルをつくるワークショップで、豊かなひと時を

クウネル・サロンに度々登場しているグラフィックデザイナーのセキユリヲさん。東京から北海道の東川に移住して数年となりますが、東川を舞台に楽しい計画が進んでいるようで…。セキさんも発起人となっている「ensemblesクラブ」についてご紹介します。

ensemblesクラブとは?

ensembles』は「もっと暮らす」をテーマに、日本の各地それぞれの土地の営みを、人を通して楽しむためのサービスを展開しています。その最初の舞台となるのは、北海道東川町です。

インテリア、音楽、コミュニティなどのテーマごとに東川を探求できる「ensemblesクラブ」が4月に立ち上がりました。東川のことをよく知る各テーマのキュレーターたちが、「楽しみながら学ぶ」をコンセプトにしたイベントを実施しています。

そのうちの1つがセキユリヲさんの手仕事探求クラブです。

前回のクラブの様子。手仕事の合間に「フィーカ」の時間を。みんなで一緒におしゃべりしながら、温かい飲み物と甘いお菓子を楽しむ。

第1回「編んでつながるリトリート」は2024年6月8日〜9日の2日間をかけて開催。東川で長くかご作りを続けてきたみかご作家の森山未花さんに「つるかご編み」を教えていただきました。数時間のワークショップではできないような、世界でひとつの本格的な作品を作り、日常に持ち帰りました。

白樺の皮を実際に触り、皮を剥ぐところから。思ったよりも硬い皮をうまく湿らせながら編んでいく。

吹き抜け空間が気持ちいい環境や木漏れ日と心地よい風を感じるテラスでかごを編み、途中で森林浴や「大雪山源水」での水汲みを楽しみ、地域に根ざした食材を使ったおいしい食事をみんなでいただく…2日間ゆったりとした時間の中でリトリートを行いました。

子供も参加し、学校では学べないことを手仕事を通して。

教えるのは手仕事クリエイターでもあるセキユリヲさん。

日常を離れてリラックスした状態で手仕事に没頭する時間は、どこか瞑想に近いイメージ。”本当の自分と向き合う”ことができます。また、手を動かしながら横に座った方同士で「かごが完成したら、何を入れて使おうかな。」なんて会話も弾み、心地良いコミュニケーションを楽しんでいました。

2日間で完成したかごは、全員表情が違うものに。とても豊かさが詰まった2日間でした。

第2回のクラブは9月末に開催!

次回は、2024年9月28日〜29日の「ミツバチの恵みを知るリトリート」です。

秋のリトリートでは、東川近郊の蜜蝋を使ったキャンドル作りをするlämpöさんをゲストに迎え、蜜蝋作りにトライしたり、キャンドルやエコラップ作りなど充実の企画を計画中。ミツバチが私たちの暮らしにどんな関わり方をしているかを知ることで、地球のこと、未来のことを大切に考える2日間になるのでは?

information

タイトル:「ミツバチの恵みを知るリトリート」
クラブ:手仕事探求クラブ(キュレーター:セキユリヲさん)
日時:9月28日(土)11時〜29日(日)16時
場所:北海道東川町
参加料:44,000円(税込)※近郊割あり
人数:8名

10月には「紅葉散策と草木染め」を予定。
詳しくはHPでご確認を

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